(日曜日の朝、再放送していました)
洗剤の泡は泡どうしがくっついていると泡の壁が平面になっていますが本当は丸くなりたいのだそうです。
そこに油が来ると泡が丸くなろうとして壁の間に油が入り込んで行くという説明がありました。
泡の表面張力と洗剤が油とくっつき易いという性質が関係していると思います。
泡が小さい方が境界が多くなるのでより多くの油を取り込めるということできめの細かい泡が良いということでした。
実際に泡の間に油が入っていく映像や原理説明の実験映像を放送していました。
洗剤は高分子で出来ていて片側には水とくっつき易い構造に、反対側には油とくっつき易い構造になっているので油を水にとけ込ませてくれます。
私はこれまで油汚れを落とすには洗剤を薄めた水に漬け置きして置くのが一番良いと思っていました。
チコちゃんに叱られるを見て考えが変わりました。
たまたま家内がカレーを作っていたので食べた後の食器で試して見ました。
2枚の皿の一方は水に浸けて置いて汚れを落として置き(油汚れは残っています)、もう一方はそのままの状態で泡を入れて30分ほど放置しました。
水洗いしてみるとどちらも綺麗に油汚れが落ちていました。
カレーが多くへばりついている皿もスポンジなどでこすっていないのに綺麗に油汚れが落ちたのにはビックリしました。
確かに洗剤の泡は油汚れをよく落としてくれるようです。
スポンジに食器用洗剤を付けて水を含ませて泡立てるのは手間がかかるので泡の出るポンプボトルをセリアで買って来ました。
猫の容器にしたのは家内と娘が猫好きだからです。
同じ形で大きな物が有りましたが、大きい物は泡が出るポンプでは無いので同じ物を購入する方はご注意ください。
食器用洗剤を約10倍に薄めて使ったところきめの細かい泡が出ました。
もっと薄めても良さそうです。
翌日、残っていたカレーを食べて皿と鍋を洗いました。
鍋にはカレーの残りがへばりついていました。
古新聞紙である程度拭き取ってから洗剤の泡を入れました。
泡を入れた後、手で鍋の内側をこすってから30分ほど放置しました。
水洗いしてみると綺麗に落ちていました。
スポンジでこすることもなく簡単にきれいになりました。
泡を入れる時はこんな感じでポンプを押しています。(撮影し忘れたので洗った後の撮影です)
スポンジが汚れず、節水にもなりそうなので皆さんも一度試して見ると良いと思います。
食器洗いだけでなく入浴時の身体洗いや洗髪でも泡立てた後、しばらく待ってから洗い流すと皮脂汚れが落ちやすいのではないかと思います。