家内は今年の3月末で仕事を辞めました。
本来はまだ働ける職場だったのですが労働格差やパワハラ社員がいることなどから辞めたいという話があり、いろいろ調べて退職することにしました。
家内は4月に65歳になり国民年金分がもらえるようになったのもきっかけの一つでした。
辞めたいという話が出た時にいろいろ調べました。
その中で雇用保険の失業手当と年金の制度が最も気になりました。
家内は結婚前と子育てが一段落してから働いていたため厚生年金分が受給でき、60歳から受給していました。(金額はわずかです)
65歳未満の場合、退職して失業手当を受給するとその期間は厚生年金を受給できなくなります。
65歳を過ぎてからの年金では失業手当の受給は関係なくなり、失業手当の受給を受けても年金を満額受給できるという事がわかりました。
また、65歳と65歳未満では雇用保険の条件が変わり、65歳を過ぎるとわずかな金額の失業手当しかもらえないこともわかりました。
これらを総合すると最も良い退職時期は65歳になる直前という事になりました。
65歳になる前に退職していれば65歳を過ぎてから雇用保険の手続きをしても65歳未満の条件で失業手当を受給することが出来ます。
また、65歳になる直前であれば65歳未満で受給している厚生年金の受給停止もありません。
年末調整の書類を総務に出していたところ配偶者控除が受けられるのでは無いかという話になりました。
失業手当を貰っていたので配偶者控除どころか配偶者特別控除も受けられないと思っていたら失業手当は非課税なのだそうです。
年金に関しては65歳以上では110万円の控除があり、4月分から満額になったので所得は0になりました。
(専業主婦で3号被保険者の期間が長かったので厚生年金の額は少ないです)
給与は3か月分で、給与所得控除55万円を差し引くと48万円以下になったので配偶者控除が受けられるという事でした。
配偶者控除については年末調整で手続きしてもらえることになりました。
家内が給与で支払った所得税も確定申告すれば一部戻って来るはずです。
世の中、知らないと損をすることが沢山ありそうです。