簡易NASを構築しようとした時に気になっていたトラベルルーターがフリマアプリに出品されていたので買って見ました。
GL.iNet USB GL-MT300N-V2 (Mango)という機種です。（以下Mangoと表記）
クーポンが適用できたので送料込み1,200円でした。
このトラベルルーターは非常に小型です。
隣に写っているスマホはこれまで使っていた6.3インチ画面のZenfon Max Pro M2です。
小さいことがわかります。
「Mango」の愛称は本体の色から来ているようです。
付属品はUSBケーブル（TypeA－マイクロUSB：電源用）とLANケーブルで別途5V2A以上のACアダプターが必要になります。
電流容量が小さいACアダプターでは動作が安定しないようです。
スマホやノートPCをMangoのWiFi経由でネットに接続するようにあらかじめ設定しておくと外出先のホテルなどで有線LANがあればLANケーブルをWAN端子に接続するだけでスマホやノートPCを設定不要でネットにつなげる事ができます。
コンパクトクトで場所をとらない事も魅力的です。
動作確認には手元にあったUSBコネクタのついたACアダプターを使いましたが、出張するときのことを考えてこちらを購入しました。
コンセントを2つ使えるようになり、Mangoの電源供給とスマホなどの充電にも使えます。
USB端子は3つあり合計3.6AまでとなっているのでMangoをつないでいる時はUSBでの充電は1台にしておいた方が良さそうです。
同様の物が多数ありましたが、バッファローの製品であること、ACプラグが折りたためること、安いこと、からこちらにしました。
まだ、届いていないので届いたら使い勝手を紹介しようと思います。
自宅のLAN回線にWAN側のコネクタをつなぎ、本体の設定はMangoにノートPCを無線接続してブラウザを起動し、192.168.8.1のアドレスを入力して行いました。
WiFiの初期パスワードが全製品共通になっているので設定しなおしました。
設定後、一旦電源を切ってから再度起動してみたところ使えるようになるまで1分程度かかりました。
勤務先のネット管理者にお願いして試させてもらったところ、LANケーブルを刺すだけでスマホをネットにつなぐことが出来ました。
これは本当に便利です。
スマートフォンのUSB端子とUSB-A端子をUSBケーブルで接続し、スマートフォンのUSBテザリングを使うことでスマートフォンの通信回線を固定回線化し、他のスマートフォンやタブレット、PCで共有することができるようです。
楽天モバイルの最強プランは2,980円で無制限にデータ通信出来るので光回線などを契約せずに自宅での通信に利用している方もいるようです。
この機能を利用することで遠隔地監視などもできそうです。
月額2,980円でリモート監視できるのは良いですね。
定期的に監視するだけならもっと安く済ませることもできそうです。
Mangoを遠征先での天体望遠鏡のリモート操作に使っている方がいました。
USB端子にHDDやUSBメモリを刺して簡易NASとして利用することもできます。
VPN機能があり、Mangoを介して通信する機器はすべてVPN経由で通信できるようです。
VPNを利用すると以前紹介した楽天Vikiなどの日本から接続できないサービスに接続できるようになります。
個々のPCで設定する必要が無く、LANポートや無線LANで接続した機器すべてで楽天Vikiなどのサービスが利用できます。
他にも色々な機能があり１台もっていると何かと便利に使えそうです。
ブラックフライデーセールで今日まで2,780円で購入できます。
黄色い色が嫌な方は少し高いですがこちらもあります。
（少しだけ高性能のようです）
黄色いMangoの方は高い時は4,000円弱になりますが、値引きクーポンがある場合がありブラックフライデーセールが終わってもタイミングを見計らえば3,000円しないで購入できるはずです。
出張や移動が多い方は1台持っていると便利だと思います。
