楽天モバイルが新料金プラン発表
楽天モバイルが7月1日から新しい料金プランを始めると発表しました。
新料金プランは「Rakuten UN-LIMIT VII」だそうです。
これまでの料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」はデータ通信量1GByteまでであれば無料、3Gbyteまでであれば980円(税別:税込1,078円)でした。
また、Rakuten Linkというアプリを使えば通話し放題でした。
これまでタダで使うことができたが不可能になる
「Rakuten UN-LIMIT VII」は3Gbyteまで980円(税別:税込1,078円)で無料部分が無くなりました。
Rakuten Linkでの通話し放題は変わりません。
これまでの「Rakuten UN-LIMIT VI」で契約していた人も自動的に「Rakuten UN-LIMIT VII」に移行することになるとアナウンスされています。
つまり7月1日以降は最低でも税込1,078円の料金が発生することになります。
タダだから予備回線として契約していましたが、近所のホームセンターの中では通信できませんでしたのでメイン回線として使う気にはなっていません。
1,078円支払うのであればIIJ mioやOCNモバイルONEなどの格安SIMの方が安いです。(Rakuten Linkでの通話し放題が必要ない場合)
私は電話番号をSMS認証に使っており解約するわけには行かないので維持費が最もかからない(年間440円)auのpovo2.0に乗り換えようと思っています。
楽天モバイルはテレビのコマーシャルで「利用者満足度No1」と宣伝していますが、無料で維持できなくなれば解約するかpovo2.0などの他の回線に移行する人がたくさん出てくるでしょうから契約数も満足度も間違いなく下がりますね。
タダで使えるようにしていたこと自体が間違っている
過去にSo-netが展開していた0SIM(音声通話、SMSなしで500MByteまでの通信が無料)も無料で使う人が多く採算が取れなかったようで、Nuroモバイルに移行しました。
楽天モバイルも同じパターンに見えます。
収益が無い物を続けられるはずがありません。
移行のやりかたが問題、あまり使っていない人は解約かMNPですね
0SIMの場合は利用者が手続きをしなければ自動的に解約になりましたが、楽天モバイルは手続きしなければ自動的にプラン変更になって有料になるのが違います。
他の電話会社は一度契約した料金プランは3月末にあったauの3G回線停波などのような特別なことが無ければ利用者が手続きしない限りそのまま維持されます。
楽天モバイルはこれまでの料金プランが維持されず強制的に新しいプランに移行するのが問題です。
料金プランが変わることに気づかなければ無料と思っていたのがいつの間にか料金を取られているということになります。
有料化したら解約者が出るのは織り込み済みで、0円で契約をさせておいて解約が面倒な人や満足している人から後から料金を取るというパターンのように見えます。
まあ、少ないながらも今までタダで使わせてもらっていたのだから文句をいうべき話ではないのですが、あまりいいやり方ではないですね。
楽天モバイルは解約金も無料でしたのでMNPで端末の値引きやキャッシュバックをもらうための回線として悪用されていたのも問題だったようです。
予備回線にしていた人は7月になる前に解約するか他の会社にMNPで移行することをお勧めします。