瑞希です。
最近いろいろと「異世界もの」を見ているとなかなかいろいろと種類があって面白いのですが、どうも発想がある程度固まってきているようです。「SAO」のようにVRと実世界を対比しながらその世界感そのものでの「現実(リアリティー)」を訴えるものが基軸となってゲーム世界だけにとどまらない人間模様が描かれているものは私は好きです。一方で、「異世界召喚」にも2つあって、「ノゲラ」のようにまったく異なった世界へのものと、「デスマ」とかのような自分の携わっているゲーム世界への召喚というものが最近はやってきてますね。どちらかというと半々かな? この手の類だとストーリーは現実との違いは主人公の「チート属性」を補完する上で必要事項となってきますが、それ以外の進め方については自由に脚本を書くことができます。なので、同じような作品でもそれぞれ違ったオリジナリティーを出すことができます。
ところで、最近は取り上げる内容が少し似すぎているような気がします。FFとかで出てくる「ポーション」なんかはよく使われています。これであればわざわざ説明をしなくても、「回復薬」だとわかるわけなので、多用されるのでしょう。また、最近の特徴としては、「スマホ」がチート属性をサポートする大事な装備であったりとか、「北欧神話」を題材にするとかがありますね。恐らくは作者の年代が似ていることや2次創作も認められる時代になったからかもしれません。あと、ハーレム系もあるかな?
ただ作品としては、本来は如何に想像性を高めて読者に気に入ってもらうかが大事なのですが、そのためにわかりやすさ、身近にあるものに頼りすぎているきらいがあるような気がします。それが悪いというわけではないです。作品としてはどれもこれもエンターテイメントとしてはなかなか興に入っておもしろいのですが、類似点が多いのとあらすじが見えてきてしまうところがちょっと?かなと思います。
私としては、「このすば」のようなオリジナル的な異世界の中で、キャラが少しずつ成長しながらミッションをクリアしていく系が良いですね。それにくだらないギャグと程よいお色気があるのが、なかなか素敵です。(笑) そういえば、昔はあんまり「パラレルワールド」的なアニメってなかったような気がします。「異世界」と「現実」が結ばれるような作品は、記憶にあるのは「ダンバイン」くらいかな? 確か80年代くらいだったと思うけど。(あれはFFの冨野さんの作品でしたね!)
まぁこういうような切り口からたまにはラノベとかアニメを見るのも楽しいかと思います。
今日は結構略語が多かったけど、結構これがわかったらなかなかのオタクかも?(笑)