Suezaの随想録〜徒然なる一言日記2〜

Suezaの瑞希とゆう希のブログです。日常生活、くっだらないこと、CDやLiveについて宣います!

絶対音感って意外と地味だけどなかなかない能力なんです!

2018-09-21 12:26:22 | 日記

 瑞希です。

 こないだの「歌のうまい人」のところでちょっと書いたのですが、よく「絶対音感がある、ない」っていう話を聞くことがあるかと思います。クラシックをやっている人とかにはなじみなのですが、意外と自分はバンドでこの「絶対音感」という言葉を使うことはないような感じがしています。先日友人と話をしていたときに、「絶対音感」ってなあに? と聞かれてふとそう思ったのです。

 「絶対音感」というのは、平たく言えばドレミファソラシドの音を正しい波長で歌ったり、聞き取れる能力です。例えばある曲を伴奏なしに歌うとします。歌っているときに伴奏をあてても音程が狂うことなくそのまま続けられたり、音楽を聞いてそれをそのまま譜面にできるような能力です。そんなことちょっと音楽をやってるひとだったらすぐできるんじゃない? とか言われますが、これがなかなか大変なものなのです。(笑) 意外と音楽をやっているひとでも絶対音感ない人って多いですよ。(ちなみにバンドで演奏する人間は、主にコードやスケールを使って演奏するので、絶対音感はあまり必要ではないんですよ!)

 じゃあなんで、絶対音感がなくても歌のうまいひとはいるのでしょうか? それは実は伴奏に合わせているからです。伴奏に引っ張られる形で音程が保たれているのです。でもそれだと結構歌ってて高い音になったり、歌いづらいKeyになると、音程が外れるのです。往々にして、フラットっぽく(実際の音程より下がり気味)なるような人は、このせいだと思います。

 どうやってその能力を身につけられるの? と言われるとやっぱりそれは練習なり普段音楽を聴きまくるしかないんでしょうね? まぁピアノのように音が多ければ多いほど、聞き分ける訓練になりますから、やっているうちにそれなりに身につくと思います。やっぱり小さいころからやっていると知らず知らずのうちに身に付いちゃっているようですけどね!

 カラオケでやってみて、途中伴奏を消してみて歌って、そのまま伴奏なしで歌い、しばらくしてまた伴奏を流してちゃんと音程がキープできているかどうかをみるのも良い練習かもしれません。