Suezaの随想録〜徒然なる一言日記2〜

Suezaの瑞希とゆう希のブログです。日常生活、くっだらないこと、CDやLiveについて宣います!

Music Libraryの紹介 その2

2019-04-11 12:41:43 | 日記

 瑞希です。

 前回に引き続き「Music Library」の解説を・・・。(笑)

③エール

 この曲は昨年の10月に「愛媛県宇和島市復興応援ライブ ~エール~」のテーマ曲でもあった曲です。昨日の初校で「蒼い雨」がフルバンドでやっていると嘘をついてしまいました(修正済み)が、このエールはフルバンドです。柏木さん、品田さんにSSの大御所ドラマーの笹川千絵さんに加わっていただきました。いやはや、昔ながらのパワフルなドラムは健在です。で、おまけにBassとDrumsの掛け合いまでやっちゃってもらいました。ちょっとFusionチックにと思ったのですが、出来上がりは本当に「Good Job!」でした。聴いていてさわやかに楽しく静かだけど、裏に情熱のこもってる曲とご理解していただければと思います。

 さて、この曲ですがクレジットを見て「あれ?」と思った人がいたら結構通です。(笑) 今までのコニミズ=Mizuki Projectの楽曲はすべて作詞はゆうきさん、作曲は私という編成をとってきたのですが、この曲は作曲にゆうきさんの名前があります。共作ですが、人生初の作曲に挑んでいただきました! 私の方である程度コードで作った曲を、彼女がメロディーラインを入れるといった形で作った曲です。で、私は多分こんな感じなメロディーラインにしてほしいなぁ~、という思いでコードやら裏メロとか入れていました。ですが、サビの部分は全く違った発想で彼女から返ってきて、且つおもしろいんです。最初聞いたサビが「おや、これイメージしてたのと違うけど、おもしろい!」って感じました。なかなかしっくりとしたフレーズなんです。ところが一番最後のコーラスの部分で、私がイメージしていた裏メロを思いっきりねじ込んできたんです。何というか一粒で二度おいしい楽曲に仕上げたもんだ!と思いました。

 あと、1番から2番に行く部分で「セリフ」が入ってきます。CDではかわいい応援となっていますが、これがライブのステージによってそれぞれにこのセリフが変わってくるのです。(笑) 時にはステージの紹介、メンバー紹介、時事に合った話題云々といった感じで、「同じステージは2度やらない!」というSueza(コニミズ)の考えを体現しています。ぜひ今度ライブで聴いたときに、何を言うか注目してくださいね!

 エールはFM今治(バリバリ)の幾島賢治さんの「明日のエコより今日のエコ」でもテーマミュージックして使われておりますので、是非お聴きください!

http://www.baribari789.com/bangumi/129.html

 

④ おうちにかえろう

 エールと一緒に復興応援ライブで初披露したものですが、何ともほっこりするような曲になりました。元々は「この素晴らしき世界に祝福を!2」のエンディング曲「おうちに帰りたい」という曲とアニメのビジュアルが何か印象的で、「こんな曲を書いてみたいなぁ~」と思って作った曲です。なんとなく夕焼けの風景が頭をよぎってくれるようでしたらうれしいです!(笑)

 どうしてもバラードとなると、曲が長くなってしまうこともあるのですが、この曲も前回の残陽同様1コーラス+展開+サビ、といったような構成になっています。本当は2コーラス分じっくりと詞を書いて歌ってほしいのですが、如何せんそうすると曲が多分8分近くになってしまうので、飽きちゃうかも?って思うとこの辺が限界なのですが、そこはゆうきさんの方で情緒深い詞を素敵にまとめてあげてくれているおかげで、本当に良い曲になりました。次回作のバラ―ドでは、ちょっと悲しめな情感を持った曲に挑戦します!

 ちなみにソロも本物のトランペットが使いたかったんですけど、製作スケジュールの関係上シンセサイザーでトランペットっぽくやりました。(笑) 2月のEgg-Man Liveでもご披露しましたが、その際はONTOMOの小幡英生さんにやってもらったら、やっぱりぴったりの印象でしたよね? 次回作ではぜひ参加してもらおうかと思っています。

 考えてみたら、このアルバムをSueza(ゆうき&瑞希)でやっているのって、この1曲だけですね! そう考えると、1作目から比べて本当に今回はサポートメンバーの皆さんのおかげでできたアルバムだと感謝する次第です。

⑤ 君がまたこの桜の下で

 あんまり季節限定の曲を書くことはないのですが、今回は発売日が4月1日だったこともあり、敢えて作りました。完全に「ラブライブ」っぽいアニソンまがいの曲です。(笑) この曲意外と難しいんです。(まぁ、皆さんからはどれもメロディーラインが難しいとは言われますが・・・。) 結構サビの部分が高音域に貼りついているようでして、音域がでない、息継ぎができない、ラインがうねって正確な音程が取りにくいとまさに歌手としての「3重苦」構造なのです。作っているときは基本Fusion目線で楽器でやっているものですから、実際にボーカル突っ込んでみると、(ボーカルさんからすれば)確かに難しいと思いました。(苦笑)

 この曲はいろいろとアレンジでは面白いことやっているんですよ。定番の2コーラス目の変化(これはアニソンのあるあるパターン)とか、ベースラインを1番2番で違ったり(これも「このすば2」のTomorrowのアレンジをリスペクト!)とか最後のギターで終わるフレーズとかを聴いていただければ、「なるほど~!」と思っていただけると思います。この曲、全般的にギターが結構味わい深く絡んでくる曲ですし、ノリも良いので、是非ライブでフルバンドでやってみたい曲です!