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だびんち~ソニエールおじいちゃんの最後の詩についてちょっといい話~

2006年06月12日 | Books
Caution
ネタバレに過敏な方、アレルギー症状のある方、この先進入禁止です。




なんか、最後にちょこっとこんなこと言ってくれても良さそうな
気がしたんですけど・・・


ソニエールおじいちゃんにしてみれば、マリーおばあちゃんが
彼にとってのもう1つの聖杯だったんじゃないんですかね?

だって愛するおじいちゃんと引き裂かれながらも、家族の安全のために
身を隠して生きてきたわけですよね?
まさにマグダラのマリア=聖杯なんじゃないかと・・・。

ソフィーの両親がともに直系の子孫だと言うなら、
ソニエールじいちゃんかマリーばあちゃんだって直系の子孫なわけだし。
この2人の間にだって、それくらいのロマンスがあってもいいじゃないか。
美しいじゃあないかー。

ラングドンとソフィーが死にそうになりながら、目の下にクマ作って
追い掛け回していた聖杯が、実はマリーばあちゃんでした、
みたいなオチの方がわたしゃ好きだよ。(笑)。
安っぽいかね?


そうじゃなければ、もう1つ。
ソフィーにしてみたら、探していたのは聖遺物の聖杯だったわけではなくて、
(男=弟)と杯(女=祖母)が庇い護る古のロスリンの下で待っていたのは家族でした。

みたいなオチはないわけかぃ?


読んだ瞬間、絶対こういう意味でしょ!?
と、私なりに解釈してたんですけど、
だーれも(っていうか作者が)触れてもくれなくて

ァレ? f^-^;

と思ってるうちに終わってしまいました。


・・・そんなちっぽけな家族物語じゃないわけか。そうかそうか。
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2 コメント

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結論 (cotton100)
2006-06-19 08:39:48
本のほうがいいってことかな、やっぱり(笑)



今週末までの映画のタダ券があるので、

それまでに見に行きたいと思ってます。



そしたらまたネタバレな自論を展開しますので

もうちょっと待ってて!!
返信する
映画>本読破派デス (maruko)
2006-06-19 01:36:06
なるほど!その解釈は新しいかも…w



てかね、最初に映画見た方がよかったと思うよ^^;

だって、本読んでみて「えっ?!こんなことあったの?!」

というのがチラホラチラホラあったもの。。



だって映画じゃ、ソニエールは…(以下略



でも、本が先の方がより筋を理解しやすいのはあるかもね。

ぜひ本>映画の場合の意見も聞いてみたいわ☆
返信する

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