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受けさせる責任、受けさせない責任

2011年03月05日 | 気になるニュース

ワクチン2種を一時見合わせ=同時接種後に4児死亡―厚労省


昨夜からyahoo!トピックスにもなっているこのニュースに「え~?」と1人で驚いています。
あ、テレビでも朝のニュースで流れていましたね。
記事を要約すると肺炎球菌とHibの予防接種を同時接種した4人のお子さんが翌日~3日後に亡くなったのだそうです。DPTを併せて接種している子もいたようです。

Hibなんて在庫が少なくて、今でも何日も前から予約しなくちゃ受けられないんじゃないですか?うちの周辺ではそうです。
そうしてやっとで接種した注射のせいで命を落とすなんてやりきれないです。

うちはBCG・DPT・ポリオで手一杯で肺炎球菌・Hibについては少し出遅れてしまい、やっとのことで7ヶ月になる直前に肺炎球菌の予約をしたのですが、7ヶ月過ぎから始めれば接種回数が減るのに何もここまできて今急いで受けなくても良いのでは?と思い、その頃少し鼻タレだったこともあってキャンセルしました。
で、7ヶ月になったと思ったらRS・入院と続き、これでしばらく予防接種も受けられないので、もういっそ1歳過ぎたらさらに接種回数が減るし、ま、いっかー・・・と、のんびり構えていたところです。

おともだちは4ヶ月だか5ヶ月だかの頃に早々に受けていて、どうしたらそんなに効率よく予防接種ラリーを進められるの~?・・・と思ったら、やはりHib・肺炎球菌・DPTの併せ技でした。
でもその2、3日後に高熱を出したそうです。
私も小児科の先生に相談したら「肺炎球菌とHib、一緒に受けられますよ。」と言われたので、医療界でも同時接種は問題なしとされているんですよね。
それでもそのおともだちの話を聞いていたので怖いから1つずつ打とう~、と思っていたけれど、まさか死亡者が出るなんて。
予防接種との因果関係は不明と言ってますが、一日も早く原因が解明されることを切に願います。


ポリオも、1回受けたところで生ワクチンを使用する日本のポリオ予防接種のあり方についての批判・問題を見聞きし、怖くなったので中断しました。
7歳までに受けていればいいものだし、現在は日本国内で自然感染することはないそうなので、日本で不活化ワクチンが導入されるのを待ちつつ、間に合わなかったら不活化ワクチンを扱っている個人病院を探さなくちゃいけないかな~、と漠然と考えているところです。


王子は男児なので関係ありませんが、最近開発されたという子宮頸がんのワクチンというのも意味がないと言っているお医者がいるようですし、いつの世も「しっかりしてくれ厚労省!!」といった感じがします。


それでも、そんなリスクを持つワクチンでも、打ったことで助かっている人も必ず存在しているわけで、というかそのほうが圧倒的多数なわけで、ただ、もしもの時のリスクが存在していることを知ってしまった時、どちらを選択すべきか?って話なんですよね。
どちらが正しいのか、たぶんそれは選択する時点ではわからないことなのだと思います。


話は注射から逸れますが、王子が入院中に治療のため投与されたのは、いわゆる血液製剤と呼ばれるものでした。
私も、ミドリ十字や薬害エイズなどの単語が容易に連想できる年齢なので、治療の同意書を書く際にはさすがにちょっとナーバスになりました。
それでも担当の先生がものすごく丁寧に説明をしてくれて、シロウトの質問がつきるまで答えてくれたので、納得してサインできたのでとてもありがたかったのですが、その先生がめちゃくちゃ自信満々に言っていたことが印象に残っています。

ああ、もちろんもちろん!リスクはあります。リスクのない薬はありません。リスクがないなんてそんなこと言う気はありません。


でもその薬を使った時のリスクと使わなかった時のリスクを秤にかけて、その結果どちらの方が良い効果が得られるか・・・だけではなく、どちらのリスクに責任を持つのか。その答を出すのが親なのね。
注射もおんなじ。



だから今回「肺炎球菌&Hibの同時接種にリスクがある可能性がある」と判明したのなら、せめて説明だけでもきちんとしてもらいたいものだ、と思うのです。
じゃないと秤にかけようがないもの。


・・・とはいいつつ。
何も知らずにしのごの考えずに、何事もなく全て無事に接種し終えていられればよかったのかも~・・・とも思う。
これ読んで余計な心配するハメになっちゃった人がいたら申し訳ない。
『親の責任』でそれぞれの答を出してくださいねーん。(逃)

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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ほんと (cotton100)
2011-03-06 15:38:56
受けに行くのもめんどくさいけど、生ワクチンは何日あけて不活化は何日あけてどれとどれは一緒に打てて・・・って仕組みを覚えるのもそのうえでスケジュール立てるのもめんどくさい。ていうかややこしい。
世の中のお母さんがみんなコレちゃんとやってるんだな~って感心しましたわ。

ただでさえめんどくさいのにアメリカで育児となったら私はお手上げです。エーゴの説明を読解するだけで1日終わります、きっと。
4種いっきにって、さっすがアメリカ、大胆~
・・・って思ったけど、DPTが既に3種混合だからそれに肺炎球菌だHibだ、ってなったらいったい何種になってるんだ??

医療が進歩しすぎていろんな病気に備えることができるようになったもんだから、打つべき注射も増えてなにがなんだか。この先増えることはあっても減ることはないですよね。
ありがたいことかもしれないけど、もう少しカンタンに安全になれば言うことなしなんだけどなあ。
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Unknown (のりきと)
2011-03-05 21:45:40
予防接種てほんと難しいね。
それにめんどくさい。
うちは、順序踏んでよりあえずやってたんだけど、日本脳炎1回目で止まってます。
とりあえず、DPTの追加が終わるとひと段落ついてしまい、なんかこのまま受けなくなりそう。
でも、アメリカにいたときは、4種類くらい一気に打ったから、結構早くまとめられたんだよね。
とりあえず、予防接種ってほんとめんどくさい(違?
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