最近観た映画、
「64(後編)」「ディーパンの闘い」
そして今日の「葛城事件」

映画の感想は下手くそなので、書かないでいることも多いんだけど、
この「葛城事件」はちょいとサラっと書き留めておきます


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家族の崩壊の話・・・なんて印象だけで足を運んでしまったので、
思ったより絶望的な展開に驚いた。
(後で調べたら某無差別殺人事件をモチーフにしてるらしく)
それでも安っぽくならずに、
1シーン1シーン見入ってしまうのは、脚本が上手い

人物描写がしっかりしてて、余計なセリフはなく
構成もカメラワークもストレスなくグイグイ引っ張られていきます。
(こういうのはホントに力がないと、中だるみしたり失速したり、セリフが過剰でシラケたりするんで)
「上手いなぁ上手いなぁ」と思ってしまう場面が多々あった。
この表現のセンスは
キネマ旬報あたりの賞レースに確実に絡んでくる作品だと思います

ハッピーエンドを求めてる人や、単館映画が苦手な人、
あと家族がゴタゴタしていて闇を抱えてる人(

私はまた足を運んでしまうでしょう・・・
