再☆シングル物語

~自分のための記録ブログなので気まぐれです~

「ラ・ラ・ランド」とあの時の自分

2017年03月06日 | 映画鑑賞

またまた最近、じっくりとブログを書く時間がなかなかなくて
後回し後回しにして今日になりました。


   ↓ ↓ ↓

映画は「ラ・ラ・ランド」を観た
公開して最初のレディースデーに行った。


「セッション」の監督さんですが、たぶんこの監督さんなりの美学ってのが
あるんだろうな。
(「セッション」と「ララランド」の両方観てるとジャズに関するセリフにおいて美学を感じる)。

そして両方に共通してるのは夢に向かってる主人公のストーリーだ。

キラキラとした夢を追うのは楽しいことばかりじゃない。
夢が叶った後だって、人生は望みどおりとは行かないかもしれない。

夢を追いかけるのはそういうことだよ。と、

楽しいままでも終わらせないし、キツいままでも終わらせない。
そのへんのビターな苦い部分の表現がこの監督さんは上手いのかな。

全体的には、夢に向かってる人を応援してるんだなぁーと思う。
(キツいことが付いてまわるかもしれんが頑張れよ、的な)


ここまでは映画の感想だけど、
私が個人的に「ラ・ラ・ランド」を観て思い出したのは
西海岸の陽射しや道路の広さ、独特の陽気さ、夕焼けの綺麗さ・・・・みたいなものだった。

つまりそれは、
結婚する前に旦那と行ったLAの景色だ

付き合ってどのくらい経ったころだろうか。

私は旦那と西海岸に旅行に行った。
そこでレンタカーを借りていろいろドライブに出かけたりもした。

レンタカーでは予約してた車と違うものが出てきて、
旦那はそこから黒人の受付のおばちゃんに説明に行き
途中、英語で何かギャグを言った旦那におばちゃんがゲラゲラ笑ってるのを見たときに、

「この人、やっぱすごい」と思ったものだった。

旦那の運転でハリウッドにも行った、ロデオドライブにも行った。

そんな旅行中に、フとした拍子に旦那が言った。

「俺たち案外、似合いのカップルかもな」(うろ覚え

うろ覚えなんだけど、確実にこういう内容のセリフを旦那が言った。

そんな日の事を
「ラ・ラ・ランド」を観ながら思い出してまった。

私と旦那が住んでたのはNYだけど、あの時の西海岸旅行も忘れられない時間だった。

観終わった後、
カップルの女の子が出口に向かってる途中、
「悲しい・・・」「悲しい・・・」と言って鼻をずるずるさせていた。

私もいろんな意味で非常に切なかったです