キューちゃん

西ゴンってゆう人は、

「うひょひょひょ」

「すげー」

「かわいい」

「わからん」

しかしゃべらんねん。


ほんま、会話でけへん。

本人はなんとも思ってないねんけど。


最近はそれに、

「切なーい」が追加された。

会話しにくいことに変わりはない。


こないだのぴったんこカンカン見た？

インコやら九官鳥やらがしゃべるやつ。


九官鳥に「かわいいね」ってゆうたら、

「うふふふ」ってゆうねん。

ほんで、なんかゆうたら「すごーい」ってゆうねん。


ほかにもなんかしゃべるんやろうけど、

なんせ「うふふふ」と「すごーい」を連呼。


西ゴンと変わらんやん。



明日、小屋、休みです。

憑かれた女

昨夜のキャシーはとても落ち着いていて、

あぁ、このまま風邪治るな

と思っていた。


キャシーはただ、

「薬に『眠くなる成分』が入っとってよう寝れるねん」

をひたすら繰り返しつぶやいていた。


その顔は死神そのものだった。


風邪がうつってはいけないと、

私はお菓子を食べるだけ食べて帰った。


その直後、

キャシーの容態は急変。


高熱が出た。


キャシーは...

そのまま今朝...


平熱に戻り、仕事へ行った。




高熱、なんやってん。