購入2年弱、走行22000km程の現行2気筒 Ninja 250
本人にも手伝って貰いグリスアップをしました🔧
元々,このバイクのリンク周りの動きはとても優秀でグリスアップの必要性を感じず手入れせず。
しかし、異音チェックで乗った所、流石に本来の動きでは無かったので冬の間に〜
メインスタンドが無いバイクで、この整備をする場合、準備に時間が取られます
┐(´д`)┌ヤレヤレ
持ち主に緩めるべきところを緩めて貰い、緩む瞬間の手の感覚を経験して貰いました。
その後senamickさんがされていたステップを逆さまにしてウマをかける方法で持ち上げました。
そこらは250で軽いので遣り易いです(*^^)v
なるべく本人に行って貰い
外したリンク周りのパーツ
昔のカワサキのイメージはもはや皆無
22000km雨の日も走る乗り手なのに、錆は殆ど見られず、ベアリング内部にグリスは綺麗に残っていました(ただし量は少ない)
ボルトもサビに強い素材が使われていて全く錆びていません。
このバイク高いなぁ〜と思いますけど、こうした細かい所にいい素材が使われています。
スイングアームは愛想無い角パイプの鉄ですが〜
シールも優秀で水分が入った後は皆無でした。最初から入っているグリスは確か特殊なグリス。
ただ何もない空間が大量にあり、そこにグリスを入れておきました。
実はさすがに減衰力がヘタって来たリアサスを交換しようかと、程度良いサスペンションを準備していましたが残念ながら長さが足りず。
そのうち何か対策して装着かなぁ~
話は変わって、このバイクはリアのスイングアーム&サスペンションの結合がかなり変わっています
エンジンの後ろに、アルミのパーツをボルト結合し、そこにスイングアームとリアサスが付いて居ます。
リア周りの捩れ具合を、設計で選べる作りですね。
恐らくこの設計の影響かと思いますけど、このバイクはとても乗り易くて良いバイクです。
(^o^)丿
天気が悪くなってきたので急いで作業しましたが(雨が降ってきた)
チェーンケースなど外したついでに、チェーンライン(直線が出ているか)を確認しチェーン張りをしました。
フロントスプロケットカバーも外して見るのが正しいのですが、時間が無かったのでライトで照らしてフロントを確認しました。
(写真の状態だと僅かにチェーンが曲っているのがわかります)
チェーン調整はチェーンの遊びだけでは無く、左右の調整ボルトのズレを考慮する必要があります。
これはスプロケットの位置が前後で直線が出ているか?の考え方を重視したものです。
ホイール自体が正しく前後一直線かは?
別の調整になります。
ただこれは、スイングアームを取り外しシムを入れたり調整する等、アマチュアレベルだとかなり面倒臭く大掛かりになります。
最近のフレーム精度でしたら、チェーンラインを出すだけで普通は十分かと思います。
スイングアーム本体は、動きも非常に良く、雨が降ってきたので次回に延長
軽く押しただけでも動きが良くなりました♪
インプレはそのうち教えてもらいましょう(^_^)
適正に動くのは大切な事ですが、リアサスの減衰のヘタりがハッキリ感じるのが残念なポイントです(^_^;)
♯しかし、新車組み付けも適正でグリスも切れてはいなかったのですが、分解掃除してグリス塗って丁寧に組立てだけで明らかに手で押した動きも改善しました。
いつも思いますが微妙なモノです🔧