台湾メーカー
PGO g-max150LC
150cc水冷エンジンです
この斬新なデザインが好きです❗
(前のオーナーがヘッドライトに無意味なカバーを付けて居ます^^;)
このPGOは、台湾のKYMCOとSYMが本田から技術指導を受けたのに対して、
このPGOは、台湾のKYMCOとSYMが本田から技術指導を受けたのに対して、
イタリアのベスパ (ピアジオ グループ)から技術指導を受けました。
ですから,今だにオイルフィルターなど共通部品があったりします。
長い間,昔の空冷エンジンを使って居ましたが、数年前に 新設計水冷エンジンを出しました。
ウォーターポンプのあたりだけプラスチックなんて、イタリアっぽいです。
フィルターのオイルフィルターがあるのですが
設計の迷い?!
昔ながらの茶こし(笑)のフィルターも、そのまま残っています。
典型的な ヤフオク業者のエンジンオイルですね〜
真っ黒❕
本当はいつものゾイルのフラッシングを使いたかったのですが、手元にオイルフィルターの新品が無いので、
今回はフィルター部分も開けて中のオイルを抜けるだけ抜いての交換🔧
ギヤオイルも交換
現在走行13800キロ程ですから、 一度は換えた事がある感じ〜
汚れてはいますが、金属粉は出ていません。
タイヤの空気圧をチェックする時に気がついたのですが、後ろブレーキが引きずり気味
パッドを外しダストシールの部分にラバープロテクト注入
軽くですが、ピストンも揉み出し洗いしました。
引きずりは圧倒的に減りました(^^)v
イタリアから教わったので、このバイクのブレーキは確かブレンボと同寸法。
感心したのは、アルミのボディにブレーキパッドの側面が当たって、ボディが凹むのを防ぐ為、金属のプレートがありました。
長期使用を前提とした作りになっています🔧
ブレンボのコピー製品なのにピストンはアルミでは無かった〜
メットインはフルフェイス1個と携帯用のカッパ位は入りそうで大きめ〜
でも、ヤマハのYJ17のヘルメットだとギリギリですね^^;
そう言えばシート高は高くて、私で両端のかかとが浮く!
後ろブレーキの引きずりの原因が、マスター側からの可能性も有るので、マスターシリンダーを確認します。
マスターシリンダーは、ハンドルカバー内部で,更に後付の外品スクリーンが有る為に、余分な手間が掛かります^^;
ありゃ⁉
カウリングの一部が固定されていません〜
内部に落ちていたので紛失しなくて良かった!!
誰が触ったのやら~
左右に転倒しているので、ハンドルカウルのロアカバーに割れや欠損がありました。
ブレーキオイルの汚れは、ヤフオクだとこんなもんでしょう(笑)
台湾あるあるです(^_^;)
ブレーキオイルを少し入れ替えてみましたが、 下にスラッジが沈殿しているのが分かります。
マスターシリンダーとピストンが削れた粉でしょう。
国産だとこんなに出る事はありません。
パーツ精度&品質管理の低さでしょうね〜
転倒の影響で曲がっていたブレーキレバーを炙って叩いて曲げ直ししました🔧
日本人にはレバー位置が遠かったので、ついでに両方とも手前に曲げました(^^)v
必要箇所にグリスを塗って組み立て🔧
さてさて、このバイク最大の特徴は、
エンジンとフレームの間に複雑なリンク機構が有る事です❗
(^^)v
リアサスペンションはシート前端部の下
ボディ中央部分にあります。
斬新でいいのですが、例によって組み立てがオーバートルク❗
全く、リアサスが動いていません
┐(´д`)┌ヤレヤレ
どんなに設計が良くても組み立てが悪ければ無意味ですね~
取り敢えず、外装カバーを外さずに出来る下の2箇所だけは緩めました(^^)v
オイル交換したし、軽く整備したので家まで試乗兼ねて乗って帰ります。
そう言えばガソリンも 空だったので入れました。 燃料添加剤を入れて燃焼室の掃除も狙います。
まだまだ整備の始めですが、
このスクーター無茶苦茶面白い❗
そしてとても速いです❗❗
フレーム剛性が高く、捻れません!
ブレーキが鬼ほど効く!!
ある程度の手直しが必要だと感じましたが、
これは,手直し&セットアップしたら激速コーナリングマシンになります!!
(^o^)v
明日も1日整備しますが、楽しい事になりそう♪
こういう仕事はイイなぁ~
\(^o^)/