クールで響きも美しい。
『 初春の令月にして 気淑く風和らぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす 』
出典が『万葉集』というのも心に響きます。
さて、バイオリンカルテットのお題もこの慶ばしい日に同時発表いたします。
Beauties of Nature とかけて
バイオリン4部作と解く
その心は 『 花 鳥 風 月 』でございます。
『 花 鳥 風 月 』をヴァイオリンで表現する事が決まり、日本人としてテーマにどのような根源を持たせるか悩み
先人たちはどのように表現をしたのか、日本画、洋画、工芸作品展に足を運んだりいたしましたが
最も愛誦され日本の美の典型がそこにある和歌を選ぶことにしました。
こちらは古今和歌集からの出典です。
万葉の時代は花といえば梅でしたが、古今和歌集の時代には桜です。
満開の日本の桜に思いを馳せながら
『 久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ 』 紀友則 古今和歌集
こちらは通常の楽器証明書に加え 連作証明書毎に記載しています。
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