11月13日はクレモナの聖人オモボノの日で学校役所関係はお休み、商店も半日営業です。オモボノとはウオモ(UOMO=男)ブオノ(Buono=良い)という意味です。このようにイタリアの街にはそれぞれ聖人がいてその聖人の日はその街だけ祝日になります。私達はこのお休み関係なし。イタリア人がなまけもの(失礼!!)だという固定概念はここ北イタリアのクレモナにきて違っていたと気がつきました。自営業の人々は日本人のようによく働きます。(だって有休なんてありません、休んだら即生活に影響します。)近くのバールの女主人は産後4日目にして職場復帰してましたし、熱があろうがバールを閉めることなく朝から晩まで一人で切り盛りしています。雇われる側の人々は年間40日の休暇が法律で保障されていてこれを消化しないと会社が買い上げないといけなくなるので「支払い」よりも「休み」を奨励しています。