前回のブログでご紹介したこちらのモデル1690年の「ジョセフォビッツ」
ですが、f字孔はアマティーからの影響がまだ残る1670年の「ズッカーマン」を選びました。
ジョセフォビッツのf字孔(写真:左)とズッカーマン(写真:右)を見比べて見ましょう。
どちらもオリジナルは同じ型だと思うのですが
右はまだ師ニコラ・アマティーの影響が色濃く残っているのが伺えます。
アマティーは機能性だけでなく美しさを同時に追求した製作家でした。
右側のf字孔の曲線のエレガントで優しい感じは師を彷彿とさせます。
ということで私はズッカーマンの方が好みです。
皆さんはいかがでしょうか?
ボディー組み合わせました。白木で完成間近です。