イタリアのラジオやテレビのここ数日の話題は
12月7日スカラ座の初日です。
2019年はプッチーニの「トスカ」
ローマを舞台にしたドラマチックな悲劇で
聴かせどころの名曲が多いことでも有名です。
毎年初日はテレビ放送されるので
晩御飯を食べながら観ました。
幕間に舞台裏がクローズアップされ
プッチーニのこだわりの鐘が紹介されました。
三幕冒頭に鳴る朝を告げる鐘のシーンは
牢獄のあるサンタアンジェロ城から聞こえる
ローマの7つの寺院の鐘のトーン(もちろん!バチカンのサンピエトロ寺院の深く厳かな鐘の音も)
を忠実に再現させオーダーで作らせたそうで
今夜はそのプッチーニオリジナルの鐘を使っての公演でした。
このようなこだわりを知るとより一層オペラに引き込まれます。
さて、私のこだわりはと言いますと
同じ木から取れたバスバーと魂柱です。
その働きを説明すると長文なるので
簡単に一言で
「低音側を裏から支える木」です。
きっといい音になるはず~❤