クレモナ カルテット

柿食えば鐘が鳴るなり

秋も深いイタリアに戻ってきました。

この時期日本からイタリア人のお土産に持って帰るものが

「干し柿」です。柿はこちらでもKako(Kakiは複数)と呼ばれ秋のフルーツとして人気ですが

干した柿はありません。秋冬と湿度が高い土地だからでしょうか。

珍しく美味しいので喜んでもらえるお土産の一つです。


さて、お次はバイオリン製作です。
一カ月半ぶりの仕事はやはり楽しく
あっという間に時間が過ぎていきます。
そんなご機嫌な時に『松ヤニ』が出てきました!!!


表板を削っていると白い木肌に
小麦色の線が現れ
さらに削るとどんどん大きくなってきます。
音響的にはほとんど問題ありませんが、
節、松ヤニ、虫食いがある材料は美的には問題があり使用を断念します。
そして、新たに作りなおしました。
それが今度の表板の材料が大当たりでした
まさに怪我の功名です
木目の細かい美しいもので
材料に余裕もあったので、表板の他にもバスバー&魂柱&ブロックまでとれました。
やはり同じ材料からのものを使用すると楽器の振動に無駄がなく、音響効果が最大限に発揮されます。
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