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クレモナ カルテット

イタリアンレッド

今回のヴァイオリンはクライアント様から赤色系ご希望ということで
 
Rosso italiano に仕上げました。
 
ニスは何層にも重ねて塗ます。こちらの楽器で30回ほどです。
 
最初は杢だしにゴールドを塗ります。
 
それから色ニスを塗りますが、黄色から徐々に赤色系を濃くしていきました。
 
そうすることで光やその反射などで七色に輝くのです。
 
七色は大袈裟かもしれません、黄色、オレンジ、茶色、赤色と変化します。
 
 
 
好みの色合いになったので、仕上げのニスを塗る前にフィッテングパーツを合わせます。
 
 今回のフィッテングパーツはボガーロ&クレメンテ社のツゲを使用しました。
 
 
 
また、ヴァイオリンの縁のニスをここで一度落とします。→この作業はこちらのリンクをご覧下さい。
 

  ペグを加工して、縁のニスを落としたヴァイオリン


完成まであともう少しです。
 
 
 
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