クレモナ カルテット

ストラドモデルは大味必淡

出来上がったヴァイオリンとチェロの音を聴いて

カルテットの味見をしたところで

改めてヴィオラの作業に取りかかることになりました。

カルテットの中でヴィオラをどう位置付けるかが難題で

やはり完成してから調整でどうにか出来ることは

限られており、製作中に確認することで迷わずに進めます。

ヴィオラ表板、横板、裏板

私もオリジナルのモデルを幾つか作っていますが

今回は伝統的なストラディバリウスのモデルを使いました。

そして改めてストラドのデザイナーとしての側面に驚嘆です。

ラインの美しさはさることながら音の構築の仕方

他の楽器とのハーモニーなど

マエストロの偉大さは計り知れません。
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