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生命は「流れ」ている、という説は福岡伸一さんだったかと記憶するが、腑に落ちる考えだった。
生きものは、秩序あるものは秩序のない方向にしか変化しない、という基本法則から逃れてゆこうとする。
ということなのかしら。
たしかに、よく思うことの一つに、なにかを固定したくないということがある。
ときおり自分の中に溜まっている価値観も世界観を感じるときも、
それらが、なんだか束縛に感じてしまう。
いつもいろいろでありたいのだろう。
いつも変化の途中でありたいのかもしれない。
身体でありたいが、身体だけではいたくないし、
想念でありたいが、想念なんか嘘くさいとも思ってしまう。
図像でありたいときもあるが、それはそれで息苦しい。
言葉でありたいが、言葉に苦しめられてもいる。
いつも発生でありたいが、すぐにでも壊れたい。
力にあこがれるが、力というものが怖い、そして憎い。
いつも困っていて、迷っていて、矛盾していて、
いつも揺れているのだろう。あるいは、揺さぶられているのだろう。
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