おもったほどの雪じゃなくて、良かった。
通常どおり、オイリュトミーのクラスを過ごした。
前半の基本練習では表情、とりわけ視線にスポットを充てた。
身振りと視線のからみは、踊りを楽しむキーのひとつ。眼は表現力のみならず、踊り手自身の内面にも大きく関わる。眼に映る空間の広がりは、心の運動を促すから…。
いくつかの型を用いて何度か稽古するうち、表情の変化だけでなく動きが大きくなった。雰囲気も明るくなってゆく。
基本練習のメニューはクラスの要になる。結構考えてから稽古場に出向くから、うまく反映されると嬉しい。
後半は作品。
いま取り組んでいるなかから、今日は萩原朔太郎の『竹』という詩を稽古した。
これをお読みの人もご存知かもしれない。
リズム感、様式感、言の葉ひとつひとつの何と綺麗なことか。イメージの喚起、そのゆたかさに、まるで音楽に振付するような心地。踊る人もスカッと動きに入った。
曲線を大らかに流れ、直線をしっかり踏む、震え、揺れ、うねる。
竹、竹、竹。
ひとりひとりの身体が、地上高く伸び地底深く根を張る青竹のように活気づくといいなと思う。
今日は出来なかったが、谷川俊太郎の『信じる』という詩も踊り始めた。音楽では、もうすぐバッハに取り組みたく、振付や伴奏の準備を進めている。
春に向けて、楽しみにして下さい。
通常どおり、オイリュトミーのクラスを過ごした。
前半の基本練習では表情、とりわけ視線にスポットを充てた。
身振りと視線のからみは、踊りを楽しむキーのひとつ。眼は表現力のみならず、踊り手自身の内面にも大きく関わる。眼に映る空間の広がりは、心の運動を促すから…。
いくつかの型を用いて何度か稽古するうち、表情の変化だけでなく動きが大きくなった。雰囲気も明るくなってゆく。
基本練習のメニューはクラスの要になる。結構考えてから稽古場に出向くから、うまく反映されると嬉しい。
後半は作品。
いま取り組んでいるなかから、今日は萩原朔太郎の『竹』という詩を稽古した。
これをお読みの人もご存知かもしれない。
リズム感、様式感、言の葉ひとつひとつの何と綺麗なことか。イメージの喚起、そのゆたかさに、まるで音楽に振付するような心地。踊る人もスカッと動きに入った。
曲線を大らかに流れ、直線をしっかり踏む、震え、揺れ、うねる。
竹、竹、竹。
ひとりひとりの身体が、地上高く伸び地底深く根を張る青竹のように活気づくといいなと思う。
今日は出来なかったが、谷川俊太郎の『信じる』という詩も踊り始めた。音楽では、もうすぐバッハに取り組みたく、振付や伴奏の準備を進めている。
春に向けて、楽しみにして下さい。