いつものように少し話し、いつしか少し踊り、また少し話し、また踊って、、、。と時間が流れました。
時間ごと揺れているようだった。
言葉をめぐって、音楽をめぐって、呼吸をめぐって、参加者とお話を交わし、すすめながら、踊る方々の姿を見つめながら、同じことは矢張り二度はないと思った。あたりまえだけれど、それは心しないと大切なものが流れ去ると思いました。
瞬間瞬間に始まって消えてゆく出来事が、とてもデリケートに空間をひろげてゆく。
踊る、というのは立ち止まってみることから始まるのだけれど、それは、まず落ち着いて、じっとすべてに耳を傾けてみること、そして、向こうがわから訪れる何かに、身を開いてゆくことかもしれない、と思うことがあります。
背負っているものを、抱えているものを、たずさえたまま、まず立ち止まってみる。
そして、そして、、、。
フリークラス・踊り入門2018
Stage 3/31〜4/1 櫻井郁也ダンスソロ新作公演「かなたをきく」
Sakurai Ikuya dance solo "FAR BEAT"
on 31th Mar. and 1st Apr. at plan-B Tokyo