<R925回目>
①横面打ちと転身
②<:>入身投げ
③<:>四方投げ
④<:>第一教
⑤<:>呼吸投げ
⑥座技呼吸法
<メモ>
初めに横面打ちと転身の捌きについての説明。
横面打ちは攻撃線を外すのはもちろん
打ち終わった時の後足が攻撃線上に残っている者が多いと指導があった。
転身は面打ちした手を載せて結びを作るやり方で稽古。
この時、取りは下へ受けは上へつなげる。
この捌きを使って入身投げと四方投げ。
入身投げは入身転換で上から載せていた状態から
受けがフッと前へ送られる感覚を作れると良い。
それに自分の回転に合わせて導くと流れが自然。
四方投げは表も裏も踏み込みの際に
全身をまとめて行くことを意識してみた。
入る位置と腰の回転から切り下しまでの中で
相手が如何に崩れていくか。
崩しが甘い場合はどこが問題なのか
以前より検討するポイントが増えてきた。
第一教は同じ転身でも
横面を受けた手でのせる捌き。
今度はあまり距離を開けると
接点が切れてしまうので注意。
相手の方がしっかり回るように
特に裏の時の導きに気を配って稽古した。
呼吸投げは四方投げと同じ捌きから
受けが前重心であるのを利用して
脇から腕を差し込んで杖の突きの要領で
下へ落として投げ。
この時、受けが後ろ重心なら呼吸法や
四方投げの裏などになる。
受けの役割は重要。
座技呼吸法はま横に振ると受けの足が強いので止まる。
斜め後ろも使って行く。
・・・・・
梅雨の合間の晴れで気温も一気に上がり
暑い道場稽古でした。
誰と組んでも1時間稽古を成立させられる
体力と気力をリハビリ中です。
ほんの数週間前に
私もスタミナ切れで相手にペースダウンをお願いしたことがありましたが
残念なことにこの日は稽古後の挨拶の際に
「稽古にならなくてすみません」と謝られてしまいました。
年齢と体力、体格差が明らかだったので
相手に合わせた稽古をしたのですが
最後に、相手にこういう事を言わせてしまったのは
自分の不徳の極みだと思います。
老若男女誰と組んでも気持ち良く稽古をしたいです。
ただ単に
強い弱い、上手い下手だけを競うなら
他にいくらでも手段はありますからネ。
相手があればこそ
稽古が出来るのです。
常に感謝の気持ちを忘れずに!!
おしまい。