Cait Sith Underground

psychedelic chaos -Cait Sith-

猫たちの日常★Cait Sithの創作

着物で異空へ -倉敷編-

2023年05月18日 | my life
お着物でBUCK-TICKのコンサートに行ってきました。
TOUR 2023「異空」に初参戦です。
(※ネタバレ・セットリスト掲載しています)

@倉敷


2階席でしたがウイング席の良席でした。
花道に来たメンバーが近い。

倉敷は前回、ツアトラを撮影しやすいように配置してくれていたので今回も。
黒・白・青・赤のコントラストがかっこいいです。














そしてこちらのアンモニャイト。
めっちゃかわいい!
パンフとツアトラにしか使われていないので
今後Tシャツかトートバッグにならないかなぁ~?と期待。


余談ですが…ペプシ感あるw



倉敷の着物コーデはこちら。



5/14の着物コーデ
・猫と歯車の着物
・幾何学模様の半襟
・黒猫の半幅帯
・エンジの帯揚げ
・京紫の帯締め
・スニーカー


今回も車で倉敷まで一人ドライブ。
着いてまずはランチ。


中学生以来の大原美術館に行ってきました。
入ってすぐ位に1点注目の絵画として展示されていたのがジョルジュ・デ・キリコの『ヘクトルとアンドロマケ』
形而上絵画と定義されたキリコの作品はシュールレアリズムの芸術家たちに大きく影響を与えました。
この日に行くBUCK-TICKもまたこういった画家たちからの影響を受けたもしくはヒントを得た曲が多々あります。
例えば『ゲルニカの夜』はピカソ、『ASYLUM GARDEN』はゴッホ、『形而上 流星』はキリコ、『Ophelia』はミレー、『DADA DISCO』は岡本太郎など。
他にも小説や他ジャンルの音楽からなど…これはアレかな?と探すのがとても面白い。
『Jonathan Jet-Coaster』はリチャード・バックの「かもめのジョナサン」だったり、『獣たちの夜』はレーモン・ルーセルの「ロクス・ソルス」だったり。
そしてちょうど母の日という事もあってエル・グレコの『受胎告知』にしばし魅入りました。


美術館の後は甘いモノ、新緑のパフェ♪
美味しかったです。





曇り空でしたが雨は降らず散策出来ました。



2023.5.14.sun
【TOUR 2023 異空 -IZORA-】
BUCK-TICK@倉敷市民会館

-SE-
・QUANTUM Ⅰ
-Set List-
・SCARECROW
・ワルキューレの騎行
・IGNITER
・唄
・愛のハレム
・さよならシェルター destroy and  regenerate-Mix 
・Campanella 花束を君に
・THE SEASIDE STORY
・無限LOOP -IZORA-
・Boogie Woogie
・野良猫ブルー
・THE FALLING DOWN
・Jonathan Jet-Coaster
・太陽とイカロス
・die
-EN-
・世界は闇で満ちている
・Climax Together
・MISTY ZONE
・凍える
・ヒズミ
・名も無きわたし
-SE-
・QUANTUM Ⅱ

この日の衣装はボーカル櫻井が黒でそれ以外白。
(厳密にはシルバーとかブロックチェックとかあるけど)
パキッとした印象を受けました。
『SCARECROW』『ワルキューレの騎行』『IGNITER』と3曲続けて"怒り"の感情を表す曲。
母の日という事で『Campanella 花束を君に』ではカーネーションの映像も。
今井さんが途中でスマホ持ってきてスクリーン撮ってたりw
「2023年5月14日はもう二度ときません。お母さんを愛していますか?お母さんの人は愛されていますか?僕はお母さん、愛しています」
と、天を指さすあっちゃん。
ずっとCDで聴いている時はマーチ的なテンポでウキウキする曲なのに
歌詞があまりにも衝撃的でどうのればいいんやろ?と思っていた曲。
それは杞憂に終わり、ただただ愛にあふれた優しい曲でした。
本当に素直に楽しくのれました。

『無限LOOP』が終わった後に突如MCで…
「えー…自己申告します」
会場(…?)ザワザワ
「さっきSt. Mother's dayって言うつもりがSt. Valentinedayって言ってしまいました(笑)」
実は『Campanella~』の曲終わりに言い間違えてたあっちゃん。
でも言わなきゃ多分誰も気づいてなかったと思うよ…?
会場は拍手&笑い
「ふふっ…後で言ったって言われるの嫌なんで、どうせバレるから自己申告します(笑)次、楽しい曲なんで言うなら今かなと思って(笑)」
言いながら笑いうなだれてしまうあっちゃん。
会場から「あっちゃんカワイイー!」とあちこちから声援が上がる。
「いや、わざとじゃないんです。そういうのを狙ってるわけじゃなくて…キメられない男なんです(笑)」
会場は拍手喝采&爆笑
「そんな拍手ある…?」
会場さらに大きな拍手&大爆笑
恥ずかしそうに暫く頭を垂れて笑いを堪えるあっちゃん。
気を取り直して…
「皆さんがこうやって待っていてくれるから35年続けてこれました。ありがとうございます」
会場拍手
「本当はこういう事を言いたかったのに!(笑)」
会場拍手&爆笑
「もう…ホントしまらない男で…(笑)」
カワイイがすぎる…櫻井敦司(57)
そして『Boogie Woogie』へ。
言い間違いから2曲挟んであっちゃんの自己申告でしたw

『太陽とイカロス』のラスト一音で、あっちゃんがマラボーを翼のように広げた時
一枚の羽根がひらりと落ちた。
色の違いはあれどMVと重なって鳥肌たった。
偶然さえも必然に思えた。


アンコールではアニイが一人だけ出てきてドラムソロ。
こんなパターン初めてじゃない?
最初にスティックで叩き、次にマレットに持ち替え「次はコレで叩くよ」というジェスチャー。
更にブラシに持ち替え「次はコレね」と。
最後はスティックに戻りドラムソロ終了。

あっちゃんが「声出せるようになったので次の曲は歌って盛り上がって下さい」って言ってたのに
『Climax Together』で全力でノってたら息あがってスッカスカの声しか出ず。
が、お陰で2階席にも関わらず今井さんの超笑顔とヘドバン拝めた。
ブンブン拳あげて跳びまくってたらニカッと笑った今井さんが
オラオラってしながら近くまで来てくれて思いっきりヘドバン。
1階席からは完全に死角になる場所で2階席からも前方の一部しか見えてないんちゃう?って場所まで来てくれた。
ビックリしたー。

アニイがジップロックに入ったサイン入りバナナを投げた。
前ツアーの時はそのまま直でバナナを客に手渡ししてたんだけど
(いや、何でバナナ!?というツッコミはもうこの際しない)
今回は包んであるので遠くまで投げてた(笑)
使用済みのスティックもそのまま投げると危ないのでわざわざ梱包材が巻かれて…投げる。
巻かれてないスティックは手渡しで客席へ。
優しいしかない。

ラスト『名も無きわたし』は涙腺崩壊しました。
もう全てが素晴らしいコンサートでした。
だからこそファンもその世界観を壊さない配慮は必須だと思いました。

今回の舞台セットはとてもシンプルでした。
そのお陰かいつも以上に映像が印象的。
場所的にスクリーンの2/3しか観れなかったので他会場で全体が観れる日を期待。





-おまけ-



前回も今回も倉敷の物販で思ったこと。
スタッフさんの対応がとても素敵。
今回はお会計の際に「お着物ステキですね」と声かけて頂きました。
褒められると気分いいじゃないですか?
これからコンサートって時に更に気分上がる~♪
ありがとうございます(嬉)



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