【2025/2/19撮影】
1904年にガレは白血病で亡くなりました。
でも彼の残した作品は、未だに輝いて存在しています。
過去、何度も彼の展覧会に足を運び、その美しい技巧に感嘆してきました
今回は「没後120年 エミール・ガレ:憧憬のパリ」と題し、
ガラス、陶器、家具、ガレ自筆文書等の資料類、約110点を通じ、
青年期から最晩年に至るまでのエミール・ガレの世界が十二分に楽しめました
そして何より全ての作品が撮影可能でした。
全ては紹介できないですが、気に入った一部だけアップしておきますね。
① ② ③ ④
①花器「カトレア」
②花器「サクラソウ」
③花器「蘭」
④栓付瓶「葡萄」
① ② ③ ④
①花器「茄子」
②花器「おだまき」
③昼顔形花器「蛾」
④花器「タコ、オウムガイ」
① ② ③ ④
①花器「ジャンヌ・ダルク」
②栓付瓶「ヴェロニカ」
③モスクランプ風花器「蝙蝠・唐草」
④煙草入れ「昆虫」
脚付杯「蜻蛉」 コンポート 花器「女神」
獅子頭「日本の怪獣の頭」 花器「人物・ふくろう(夜)」
(左)日本美術にも興味を惹かれ、備前焼の獅子頭をヒントに、
自身でデフォルメして作成したそうですよ。
(右)背面の「ふくろう」は写真で紹介されていました。
ランプ「ひとよ茸」
TOPのパンフにもありますが、右のように角度を変えて見るとまた味わいが違います。
会期が4月13日(日)までですので、この機会にぜひ~
サントリー美術館のメンバーなので、何度も足を運んでしまいそうで(笑)
【2025/2/13撮影】
京都から帰って来たので、少し銀座界隈のギャラリーを回って来ました
TOPの写真は、京橋大根河岸おもてなしの庭のジュウガツザクラです
午前中だともう少し、桜の色がキレイだったかな(笑)
この日は強風が吹き荒れていて、道行く人は寒そうでしたよ
アーティストは独自の世界観をそれぞれ描き出しています。
好みの問題はあるかもしれませんが、色んな変化球を受けることが出来ますよ
【ギャラリー椿】
「子供の時間」小原 馨
171<光の波> 174<青い光> 182<Blue world>
望月通陽
十八頭の羊を連れて 道は五月 対岸の虹 周回おくれたち
【アートギャラリー東急プラザ銀座】
「日本画と恐竜」
① ② ③ ④
①「異竜アロサウルス」ししよしよし
②「異竜アロサウルス」ししよしよし
③「暴れラプトル!」天狼芽ぐみ
④「地球を飲む」CAN
【銀座 蔦屋書店】
「nomulandの住人たち」野村直城
① ② ③ ④
①エビフリャーガール
②なんとかボール組合員
③ボラードちゃん
④デコ
西銀座チャンスセンター脇の小径は「億の細道」・・・だなんて(笑)
【2025/2/6撮影】
日本橋にあるREIJINSHAギャラリーで開催されている徳永なごみさんの個展。
何気ない日々の生活の中で、何か気になること、琴線に触れること、出会い、
そんな心が揺さぶられる瞬間を切り取って描いているアーティストです。
JOURNEY
ブルー基調の絵画が好きな僕としてはこの絵が一番気に入りました。
しかも良く見ると(右のアップ写真)、飛行機や鳥が描かれています
作家さんは在廊されていなかったので、この時どんな心境だったのか、
聞いてみたかったですね(笑)
COCKSCOMB DARJEELING DAHLIA
花の写真を撮ることが好きな僕としては、
これらの花の作品群は嬉しかったですねぇ~
NOBLE LILY RAX ASTER EVENTAIL D'OR
HOTORI KOKAGE NAMIKI KIRO HAZUMI
90/60 DARUMA SEVEN
WALL BOYS SELF-PORTRAIT
スタッフの方と話をしていて、右のSELF-PORTRAITが一番最初に売れたそうです。
会期は2月14日(金)までなので興味ある方はぜひ
【2025/2/5撮影】
「現代陶芸のすすめ」と題し、菊池コレクションの中から
1970年代~1980年代の作品を中心に、61点の作品を展示。
作品は陶芸という従来枠を超えて、独自の立体造形として表現の幅を広げていると思います。
作品によっては、どうしてこんな形や発色ができるのと思うほど、
斬新で美しい造形の数々が表現されていました。
近藤 豊「粉華大鉢」 三代德田八十吉「燿彩鉢(黎明)」
三輪龍氣生「ハイヒール」 鯉江良二「証言」 中村錦平「扁壺」
北村真一「作品」 川上力三「座 1981」 藤平 伸「飾筥 薔薇」
伊藤赤儘「無名異壺」 松井康成「練上祝嘯大壺」 加守田章二「彩色壺」
藤本能道「色絵木蓮と鵯八角筥」 岡田謙三「塩釉折面壺」 田村耕一「ほたるぶくろ文陶匣」
美術館(博物館)では学芸員によるギャラリー・トークが決まった日時に
開催されることがあります。ただ、この日入館したときに学芸員が作品説明をしていて、
スタッフに聞くと「急になんです」と。他のスタッフにも聞いてみると、
「聞いていなくていつ終わるかわかりません」と。スーツ姿の数人がうるさくて、
それが館内に響き渡っていてとても不愉快でした。
急であろうが、入館時にこういうことがあるのでと注意喚起すべきだと、
ちょっと憤りを感じました。
【2025/2/4撮影】
人形町にあるtagboatで開催中の工藤千紘さんの個展を観て来ました。
少し乙女チックな中に何か優しさを感じる作品でした。
TOPの写真は「Becoming a Star」というタイトルです。
① ② ③
①Slumber
②Lost Memory
③左:Unspoken Words 右:Silent Dialogue
Beautiful Shadow Filtered Light
Soar Unseen Hand
作家さんの拘りは様々ですが、この変形キャンバスはこの形を
自ら切り出し作品に仕上げています。
ギャラリー設置のモニターにその製作過程が映し出されていましたが、
拘り尽くして制作されていることがよくわかりました。
工藤さん曰く、「”欠け“こそが美しさを生み出す重要な要素」だと。
Mama Cat
Ⅱ Ⅲ Ⅰ
【2025/1/30撮影】
モンゴル生まれ、北海道育ちのアーティストOchiro氏。
ギャラリーの説明書によると、「幼い頃来日した際に日本語を話せず、
誰とも話せず、相手の感情をみるだけの無音の時期を経験し、
人の顔には見えない、心の奥の感情を描くようになり、
生命の色、赤色に感情をのせて、ビビットでPOPな赤色と
登場人物たちが様々な感情との対話を楽しませてくれています。」と。
希 望 眼差し 感 情 誇 示
アダム-初めてのキス- 好奇心 イブー初めてのキス
接 吻(上) 死んでも離れない想い(下)
アートギャラリーの白い壁に赤ベースのOchiro氏の作品群。
誰もが惹かれてしまうような空間になっていました。
なんだろう、不思議な「優しさ」に包まれましたよ。
「やさしさに包まれたなら きっと
目にうつる全てのことは メッセージ」
まさにユーミンの「やさしさに包まれたなら」マインドでした
決 意 哀しみ 微笑み 想 う
平 静 好奇心 希 望
【2025/1/29撮影】
京都・大覚寺(876年開創)。
その昔、学生時代に行った記憶がありますが、記憶があまりに遠すぎて
今回は2026年には開創1150年を迎えるのに先立ち、
寺宝(重要文化財を含む)の数々を一挙に公開されています
120面を超える障壁画のほか、信仰の歴史を跡付ける歴代天皇の書や、
天皇家ゆかりの「五大明王像(明円作笑)」が5体揃って初公開です
五大明王像は本当に圧巻で、且つ現存していることに感動しました。
また、通常非公開である「正寝殿(重要文化財)御冠の間」が
会場内に再現されていました。これも疑似体験が出来て本当に感動ものでしたよ。
国宝は「後宇多天皇宸翰 弘法大師伝(後宇多天皇筆)」1幅でした。
(後期には「後宇多天皇宸翰 御手印遺告(後宇多天皇筆)1巻が展示」)
殆どが撮影がだったのがとても残念でした。
正寝殿の障壁画からは撮影が
でした
野兎図(正神殿東狭屋の間)
松に山鳥図(式台玄関松の間/渡辺始興筆) 七林七賢図(正神殿賢人の間)
芭蕉図(渡辺始興筆) 鶴図(渡辺始興筆)
本館HALL
ドラマでもお馴染みですね、ここは(笑)
太刀 長船長光 梨地卍紋散糸巻太刀(長船長光の拵)
重要文化財の「太刀/薄緑(膝丸)」も展示されていましたが、
撮影はNGだったので、本館常設展で撮影しました(笑)
表慶館では「ハローキティ展」が開催中。この日は30分待ちの行列が
行列といえば、国立西洋美術館で開催中の「モネ展2025」。
会期が2/11までなので美術館の外周を一周するくらい並んでいましたよ
【2025/1/27撮影】
僕の誕生日当日はこの「動き出す浮世絵展」で
葛飾北斎、歌川国芳、歌川広重、喜多川歌麿、東洲斎写楽、歌川国貞等々、
誰もが知る有名な浮世絵師の300点以上の作品をベースにして、
3DCG アニメーションや、プロジェクション・マッピングの技術を駆使し、
老若男女が年齢に関係なく、没入感が楽しめる体感型デジタルアートミュージアムです
9つの映像空間があり、それぞれに趣向を凝らした映像ワールドが展開します。
各部屋はそんなに広くはないので、平日に行くのがベターです
ちなみにスタッフに聞くと、土日祝は大変な混雑で十分楽しめないとのことでした
「藍」
「麗」
浮世絵ワールドが目の前に迫力あるに立体映像で蘇る空間を体験出来ました
意味は分からないのだろうけど、幼い子供も床に映し出される映像に、
楽しそうに駆け回っていましたよ~
ただ、これはやはり動画撮影がこの雰囲気を楽しめたかもしれませんね(笑)
ま、雰囲気だけということで写真で楽しんで下さいね。
「豪」
「眺」
【2025/1/24撮影】
天王洲のギャラリー UGで開催中の野原邦彦氏の個展に行って来ました。
野原氏の作品は以前から何度か目にすることがありましたが、
その特徴は、「水中メガネをかけた人物」が登場していることです
HPによると「この水中メガネは匿名性を象徴しており、観る者に自身の経験や
感情を重ね合わせる機会を与えます。これにより、日常の中のふとした
幸せな記憶を呼び起こし、観る者自らの内面を探求することが促されます。」と。
とにかくユニークな発想で、フッと笑顔になる作品が好きです。
それぞれの作品の水中メガネから、いったい何が見えるのでしょうね(笑)
カプチーノ
Matcha Bonsai Spring Matcha Bonsai Summer
Matcha Bonsai Autumn Matcha Bonsai Winter
【2025/1/23撮影】
東急プラザ銀座のアートギャラリーで開催されている
「伊東春香 永島 愛 二人展」に行って来ました。
永島さんの作品は以前「秘色(ひそく)/永島 愛」で観たことがありました。
今回の二人展ですが、永島さんと伊東さんは学生時代からの友人だそうです。
永島さんは在廊されていて、作品について色々お話させて頂きました。
アクリル画家の彼女の作品は、前回の作品よりメタリック感増量でしたよ
永島さんの人柄なのでしょうか、色んなお客さんとお話をされていて、
僕が話せたのは1時間ぐらい後で、結局ギャラリーに2時間もいましたよ(笑)
< 永島 愛 >
瑠璃唐草 撫 子 奏 羽化の花
Garden no.3 Garden no.4
春に踊る 晴 星 原
< 伊東春香 >
sparkle 夢で想う firework
gift 白 蛇 music
星の住む街
日本画家の伊東さん。大きな主張はないけれど、
線や点のひとつひとつが繊細で心が温まる作品でした。
お二人とも学生時代を過ぎ、結婚し、出産し、母となり、
それぞれがそんな時間経過を経ても、絵画を楽しんでいらっしゃるのは
素晴らしいことだと思います。