□作品オフィシャルサイト 「幸せへのキセキ」
□監督・脚本 キャメロン・クロウ
□脚本 アライン・ブロッシュ・マッケンナ
□原作 ベンジャミン・ミー「幸せへのキセキ 動物園を買った家族の物語」(興陽館刊)
□キャスト マット・デイモン、スカーレット・ヨハンソン、トーマス・ヘイデン・チャーチ、
マギー・エリザベス・ジョーンズ、コリン・フォード、エル・ファニング
■鑑賞日 6月10日(日)
■劇場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★★ (5★満点、☆は0.5)
<感想>
ただ庭付きの家を買うことはあっても、まさか動物園付きの家を
購入してしまう家族は果たしているのだろうか。
しかし、この映画は実話である。 そしてその動物園は現在でも存在する。
実話を基に、脚本を『恋とニュースのつくり方』、『プラダを着た悪魔』の
アライン・ブロッシュ・マッケンナが担当し、家族の再生や動物園の再生を軸に、
しっかりとブレないでポイントを押さえたいい物語に仕上げていた。
監督(脚本)は『あの頃ペニー・レインと』(←お気に入りでブルーレイも買っちゃいました)で、
アカデミー脚本賞に輝いたキャメロン・クロウ。 この手の物語はお手の物だ
物語はLAの新聞社に勤めるコラムニストのベンジャミン(マット・デイモン)は、
半年前に最愛の妻を亡くし、14歳の長男ディラン(コリン・フォード)と
7歳の娘ロージー(マギー・エリザベス・ジョーンズ)の子育てに追われている。
しかもディランは問題を起こし退学に、娘のロージーも少し変わった子。
ベンジャミンも心機一転のために会社を辞め、郊外に気に入った物件を見つけ
そこに引っ越すことを決める。 ただ一つの条件とは、動物園付きだったこと。
まるで動物に対しド素人の動物園オーナーのペンジャミンが、動物園の再生、
また自分自身の再生と、家族の再生を目指し生きていく姿を描いていく秀作だ
自分の息子と娘の子育てだけでも大変なことなのに、そこに日常生活では決して
飼うことのできない動物たちの世話まで加わってくる。 しかしながらベンジャミンは
諦めず、忍耐強く向き合っていく。 そんな姿を子供たちは見ながら、少しずつ
ベンジャミンとの距離を縮めていく。
ちょっと太り気味のマット・デイモンはお父さんって感じでちょうどいい
そして何よりも、動物園のチーフ飼育員役・ケリーを演じるスカーレット・
ヨハンソンとのやり取りが面白い。 今回のヨハンソンはちょっと今までにないカラーで、
ちょっと惚れ直してしまったなぁ~
さらにディランに思いを寄せるリリー役のエル・ファニングもディランと身長差はあるけど
なかな可愛い。 彼女、直近では『SUPER 8 スーパーエイト』に出ていた。
彼女のお姉ちゃん(ダコタ)は最近映画に出ていないなぁ(笑)
ベンジャミンの兄ダンカンにはトーマス・ヘイデン・チャーチが渋い演技でサポート
この二人の子役はそれぞれに上手いと思ったが、実は彼らはオーディションで
選ばれたそうで、特に娘役のマギー・エリザベス・ジョーンズは
驚くほど表情が豊かで、しかも愛らしい~
家族の再生と廃園間近だった動物園の再生と。 そんな人間と人間、人間と動物。
触れ合う中でそれぞれが互いに影響されあって同じ方向を向いていく。
温かくもあり、アットホームな映画に仕上がっていたと思う。
実際のベンジャミンは、妻と二人の子供たちと一緒に引っ越したそうな。
ただ彼を支えた続けた妻は脳腫瘍が再発し、動物園の再始動を待たずに40歳の若さで
この世を去ったそうだ。 現在は、動物園の経営と講演に時間を割いて、講演で
自分の夢を追うことを積極的に奨励しているそうです。
彼の言葉の中に、「人から不可能だと言われても私は決して諦めません。 諦めると
いうことは、失敗と同じです。 どんなことでも実行してみれば、たとえ不可能に思える時
でも成功するチャンスはあります。 私の物語に触れてくれた人が、何かを感じてくれて、
その人たちを励ますことができれば、とても嬉しいです。」とのこと。
よく買ったなぁ~~というのが率直な感想でした。
それにしてもアットホームなほんわかした映画でしたよね。
>今回のヨハンソンはちょっと今までにないカラーで、
ちょっと惚れ直してしまったなぁ~
私もその1人です
>人から不可能だと言われても私は決して諦めません。 諦めると
いうことは、失敗と同じです
なるほど、確かにそうですね。
ちょっと違いますが、うちの娘の大学受験がそうかも?
「絶対諦めない。だから今頑張るんだ」と言ってる娘。私は励まさなきゃいけないんですすよね
>動物園つきの物件なんてあるんですね
よく買ったなぁ~~というのが率直な感想でした。
ホントですよね(笑)?
自分に置き換えたら、全体にありえない世界です。
>それにしてもアットホームなほんわかした映画でしたよね。
そうでしたね^^
“毒”がなくて良かったです!
>私もその1人です
今回のヨハンソン、自然体で良かったですね^^
一番美しかったような気がします。
>ちょっと違いますが、うちの娘の大学受験がそうかも?「絶対諦めない。だから今頑張るんだ」と言ってる娘。私は励まさなきゃいけないんですすよね
もちろんですよ!
自分が諦めないからこそ、努力を惜しまず直進する。
親はサポートするのが仕事ですよね^^
実際のベンジャミンさんが辿った経緯をそのまま描いていたわけではないみたいですが、それでも映画としては良い脚色のようにも思えて自分は感動できましたねぇ♪ぽっちゃりマットもホントパパさん体系としてしっくりですし、これがボーンシリーズのガッチリ系だったら『んん?』と首傾げになってたかも?(汗
そいえば娘役のマギーちゃんも良かったですね。しかも兄貴より妹の方がしっかり者に見えたのは気のせいでしょうか?(笑
>実際のベンジャミンさんが辿った経緯をそのまま描いていたわけではないみたいですが、それでも映画としては良い脚色のようにも思えて自分は感動できましたねぇ♪
そうでしたね^^
派手さはないのですが、アットホームなドラマになっていました!
>ぽっちゃりマットもホントパパさん体系としてしっくりですし、これがボーンシリーズのガッチリ系だったら『んん?』と首傾げになってたかも?(汗
そうなんですよね(笑)
役作りの一環だったのかもしれませんね!
>そいえば娘役のマギーちゃんも良かったですね。しかも兄貴より妹の方がしっかり者に見えたのは気のせいでしょうか?(笑
いやいや仰るとおりですね(笑)
無邪気でありながらも人生を達観しているかのような妹、思春期ならでは感情をなかなか出せない兄の様子は良かったです。
お兄ちゃんの「僕だって助けて欲しいんだ」という叫びは、親でもある自分にはグッサリと突き刺さりました。
やっぱりエル・ファニングちゃんが可愛すぎて生きるのが辛いですw
>子役は本当に素晴らしかったですね。
そうですね^^
>無邪気でありながらも人生を達観しているかのような妹、思春期ならでは感情をなかなか出せない兄の様子は良かったです。
オーディションで選ばれたとは思わないぐらい、
特に妹は表情が豊かでした!
>お兄ちゃんの「僕だって助けて欲しいんだ」という叫びは、親でもある自分にはグッサリと突き刺さりました。
親として、子供の内なる叫びに耳は貸すべきですよね^^
>やっぱりエル・ファニングちゃんが可愛すぎて生きるのが辛いですw
あらら(笑)
TBありがとうございます!!
>キャメロン・クロウ。 この手の物語はお手の物
そうそう!!そしてこんな物語のキャメロン・クロウの作品は大好きです!!
>そうそう!!そしてこんな物語のキャメロン・クロウの作品は大好きです!!
なんか上手いんですよね(笑)
ま、監督業なんですから当たり前のことですが。