□作品オフィシャルサイト 「時をかける少女」
□監督 谷口正晃
□脚本 菅野友恵
□原作 筒井康隆
□キャスト 仲 里依紗、中尾明慶、安田成美、勝村政信、石丸幹二
■鑑賞日 3月13日(土)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)
<感想>
オリジナルのほうはほぼ内容を忘れてしまいましたが、原田知世チャンが新鮮だったことは覚えています
所謂角川映画全盛の頃ですかね(笑) 今や薬師丸ひろ子あたりもオバチャン役が多くなりましたしねぇ
いつも一緒に映画を観るかみさんと二人ではなくこの映画は一人で観ました
お目当てはもちろん仲 里依沙チャンを観るためです
「純喫茶磯辺」を観てから彼女のナチュラルな演技が気に入って、今僕の中では彼女と
比嘉愛未チャンの二人の存在が大きくなっています
ストーリーについてはわざわざ語る必要もないでしょうが、1974年代(本当は1972年)にタイムスリップし、
そこで起こるカルチャーギャップというか、ジェネレーションギャップというか、なんちゅうか本中華(笑)
あの頃の昭和の街並みやファッション、その頃の音楽・・・懐かしい。
僕の年代にとってそれがリアルで楽しめるからいいっ
ダンガリーシャツやベルボトムのジーンズ。 ベルトのデカいバックル(笑)
そして劇中で流れる音楽はかぐや姫の「神田川」や吉田拓郎の「春だったね」だったりして~
現代で当たり前の携帯電話も当時は手塚治虫的近未来世界の代物(笑)
最初相手役溝呂木涼太がなんで中尾明慶なんだろうと思っていたけど、何となく途中から彼でよかったなぁと思えてきた。
なんだかノーと言えない日本じゃないけど、ノーと言えない優しい小心者の涼太くんって感じで(笑)
「未来から来たものは歴史を変えてはいけない。」
母が会いたかった人に想いを伝えられたことで、そのあかりの純粋な気持ちを少し理解し、
その人は今となっては廃盤同然の8mmフィルムを現代へのお土産に持たせてくれた。
だけど1972年に恋したこと、最愛の人を事故で失った記憶は消されてしまったけれど・・・。
その8mmフィルムに映るのは安っぽい、特にストーリーもない近未来を想像した映像だけど、
涼太がなんとしてもラストシーンに入れたかったあかりの姿。
春を迎えれば桜色に染まる並木道をコートを着た後ろ姿のあかりが映る。 少しずつ小さくなっていくあかりの後ろ姿。
顔は映らないし、その時の記憶は消されているけれど、何故か涙を流しているあかりの姿にこちらまで泣けてきた。
何年も経過してそのほんのり甘い感情を思い出せた気がした。
オリジナルの主題歌はもちろんユーミンだったが、この作品では主題歌をいきものがかりが歌っている。
彼らのもっている音楽イメージがこの映画の全体の持つトーンによくフィットしていると思う。
実際にはコラボしてPVには仲 里依沙チャンも出演しているようで。
また彼らのアルバムの中には、「時をかける少女」も録音されているとか。
この映画のキーにもなっている8mmフィルム。
僕のオヤジもカメラが好きでこの主人公と同じように映画を撮っていたことを思い出した。
煙草の煙をロケットの打ち上げに使ったりして(笑)
そのカメラ好きが高じて、生まれた頃からの8mmフィルムは我が家にたくさんあった。
実際に映写機も京都の実家にあり、これがまた真空管を使用しており、その真空管は今は製造していなくて、
壊れたら使えなくなるリスクを背負いつつ、注意しながらこわごわ夜中にビデオテープにダビングしたことが思い出される。
まさに寝入った赤ちゃんを起こさないようにベッドに寝かせるように優しく優しく(笑)
ぼちぼちこのビデオもブルーレイにダビングしておかなければ・・・。
そんないろんな“想い”が去来して、懐かしさとともにまさにセピアな感じで(笑)
僕を忘れた頃に 君を忘れられない そんな僕の手紙がつく
くもりガラスの窓をたたいて 君の時計をとめてみたい
あゝ僕の時計はあの時のまま 風に吹きあげられたほこりの中
二人の声も消えてしまった あゝ あれは春だったね
僕が思い出になる頃に 君を思い出にできない そんな僕の手紙がつく
風に揺れるタンポポをそえて 君の涙をふいてあげたい
あゝ僕の涙はあの時のまま 広い河原の土手の上を
ふり返りながら走った あゝ あれは春だったね
(作詞:田口叔子、作曲・歌:吉田拓郎)
しかも、2通も・・・・?
申し訳ありませんが、関係無いのは削除お願いします。
そうそう、「春だったね」が嬉しかったですね。
僕もこの歌は歌詞見ないで歌えます(笑)
>申し訳ありませんが、関係無いのは削除お願いします。
了解しました^^
>そうそう、「春だったね」が嬉しかったですね。僕もこの歌は歌詞見ないで歌えます(笑)
もちろん、僕も同じです^^
昔覚えた曲の歌詞っていつまでも忘れないですよね(笑)?
最近の曲の歌詞さえ覚えていられないのに(汗)?!
この拓郎の歌詞もなんだか泣けてくるよぉ~。
昨日も送別会で帰り道にちょこっと挨拶程度の
言葉交わしただけでうるうるしちゃったよぉ・・・。
コレが、今月、あとも一回あるのかと思うと
今むっちゃ切ないです・・・。
このままでいられたらいいのになと
思うことが多くなりました。
だからこそむしろたくさんたくさん
いろんな人とかかわって仲良くなって
思い出たくさん作って
今を精一杯楽しまなくちゃって・・・。
OPの走ってるシーンで時かけのカバーがいきなり流れるので
気持ちはタイムリープ。
おまけにこの画像はアニメ時かけの真琴と
かぶってみえました。
ドジ子ちゃんでマンガチックなあかりを
仲 里依沙ちゃんがとってもイキイキ演じていて
カラオケ行ったときのPVで
すでに内容みな見てしもたがな~と思いながら
すっかりその世界に入り込んで
楽しんでました。
>この拓郎の歌詞もなんだか泣けてくるよぉ~。
リアルタイム(笑)
>このままでいられたらいいのになと思うことが多くなりました。 だからこそむしろたくさんたくさんいろんな人とかかわって仲良くなって思い出たくさん作って 今を精一杯楽しまなくちゃって・・・。
老若男女、関係なくそれこそ“友だちの輪”を広げることって、
これから老いていくほどに必要になってきますね!
>おまけにこの画像はアニメ時かけの真琴とかぶってみえました。
アニメ未見ですわ(笑)
>仲 里依沙ちゃんがとってもイキイキ演じていてカラオケ行ったときのPVですでに内容みな見てしもたがな~と思いながらすっかりその世界に入り込んで楽しんでました。
なるほどね~