最近では、調理も暖房も火を使わないオール電化の住宅もふえています全く火のない生活ですね~ 安全と空気が火の燃焼で汚れないエコなのが最大のウリ!!
そんな火のない家で育った子供たちがいます。
調理や暖房だけでなく、たばこを吸う家族も減少しているし、ゴミを庭で燃やすことも無ありません。
火の経験のない人類だ!!
自らは当たり前として火のある半生を生きて来た大人は意外と気がついていませんが、火を全く扱えない子供がいる。 マッチをすれない、いや見たことがない。
現に、気がつくと我が家にはマッチはありません。
火遊びはしてはいけない危険なことですが、こうも火が身の回りからなくなると、危険の意味や危険回避のための努力 (火の始末。火の用心) という知恵を学ぶ機会も消えていると思います。
安全は、危険を自分でコントロールできてこそ達成されるもの。
子供たちが熱くて危険な火を、うまく扱えるように教えてあげなけれ・・・だから、間違ってもキャンプにカセットコンロを持って行ってはいけない。
子供たちと一緒に火を起こし、火で煮炊きし、火の始末をしてみるのは、人類の歴史を伝える神聖な儀式なのです。