(有)長建設

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知って得する?(火災保険)

2010年02月27日 10時53分53秒 | 住宅の税金 ・ 保険
今回は保険(火災保険)のお話   


持ち家の方は、皆入っている(はずの)火災保険。いくらかけていますか?

2000万の建物には、2000万入るべし。それ以上多く入っても、いざと言うときは2000万しか出ません。余計に払った保険料はタダ払い。

この辺が生命保険とは違います。 まぁ2000万の建物に5000万かけて燃えたら5000万もらえるなら、「焼け太り」ですからね。

逆に1000万しか入らないのも問題。 半焼の場合1000万おりると思ったら大間違い。かけた分の半分(500万)位しかおりません。

又、建物の評価は、年々下がっていきますので、最初2000万で入っても、例えば20年後なら1500万とかになる。2000万でずっと入っていたら無駄な掛け金を払っていることになる。銀行などで一括払いした人は、途中で見直すほうが良いらしい。

最近は「真価」で計算する保険がある。 古くなって家の価値が下がってもその建物が新築できる金額がおりる。なるほど掛け金は高くなるが安心料と納得できる人にはおすすめ。でも個人的には本当に成り立つのか?ですな。 古くてボロボロになった家が、火事になって、「はい、新築に建替え」っていうのは、今度その手のサギが出てきませんかね。そうなったら故意の火事か、本当の事故か、見極めるのが難しそうですね。

ついでに、地震保険。 今の家は真面目に建てていれば、地震で大きな損傷を受けることは考えにくい。それでも、地震保険が重要なのは「地震による火災」は、地震保険でないと出ないから。
火元が、自分の家の台所だろうが、隣家のストーブだろうが、地震が原因で出火したときには地震保険でないと出ない。 因みに保険金は火災保険の半分までしかかけられない。 また関東一円が地震で大被害を受けたときなど、被害総額が一定以上になった時は、保険会社の支払い総額上限が決まっているから、その上限金額を被害者で分け合うことになるので、その時にもらえる保険金は更に少なくなりますが・・・・。

以上・・・・・ちょっと判りずらいかな・・・・・保険についてのお話でした。