淡墨桜とは、岐阜県淡墨公園にある樹齢1500年以上のエドヒガンザクラの古木で、天然記念物指定の名木である。
この桜は蕾のときは薄いピンク色で満開になると白色となり散りぎわには淡い墨色になる ので「薄墨桜」と名付けられているそうだ。
薄墨桜が植えられているのは、下野市天平の丘公園(国分尼寺跡公園)の中にある。
この薄墨桜は「岐阜県根尾村にある国の天然記念物に指定されている淡墨桜の実生苗を譲り受け、昭和60年3月に当公園に移植された。実生からの開花はむずかしいと言われていたが、昭和63年4月15日に開花した」との説明があった。
まだ古木とは言えないが見応えのある枝振りをしている。
4本の薄墨桜が植えられている。今が見頃である。
早朝5時30分に到着したが、既に5人のカメラマンが撮影していた。
この公園では薄墨桜が終わると、沢山の八重桜が咲き乱れ飲めや歌えやのドンチャン騒ぎの桜祭りが開催されるところでもある。
楽しきかな桜祭りである。