心の息吹 －自分を信じて

１０月になりました(*^_^*)
最近では、あの暑さがウソのように
陽射しは強くても、
風が涼しい今日この頃ですね。
うーん、いい季節です。


さて、
少々大げさなタイトルではありますが…。
新しい一歩のために、
自身の中の心情吐露です。
いえいえ、自分に対する宣言です。



１２年前。
そう、９月の終わりでしたので、だいたい今頃です。

東京で生まれ育った私が、
３７歳のときに関西に居を移しました。

それまでも、
仕事の関係で
東京を離れて暮らしたこともあるにはあったけれど、
一時的な転居だと捉えていたので
あまり感傷的にもならなかったのですが、
とうとう“東京（関東）から離れる”ことにしたのです。

ま、いろいろ考えた末なのですけどね。
父母が続けて亡くなったこともあったし…


それでも、
ふるさと“東京”を離れたこと、
そして関西で働き始めたことに、
とてつもないホームシックと
ヘヴィなカルチャーショックに見舞われました。



ようやく慣れてきたのは、どれくらい経った頃でしょうか。
２、３年かかったのではないでしょうか。

妻が妊娠して出産し、
日々の不満は多々あれど、良い勤務先にもめぐり逢い、
生活基盤だけでなく、心も安定してきたのです。


さらに振り返れば…
２５歳のとき初めて親と離れ、一人暮らしを始めました。
情けないことに、その時にも強烈なホームシックになりました。

それは、
いわゆる『マイホーム』という実家がなかったため、
家族の帰る（集まる）ところがなくなった
悔しさみたいなものでした。


それから、
“いつかまた親と一緒に暮らすぞ”、
と思ってはいたものの、
それもかなわなくなったので、
妻の実家に程近いところに転居＆転職をした、
というのが関西転居の大きな理由です。


ところが、
家族で転居とはいっても、
当時は家内だけでしたし、
家内にとっては、実家近くに戻ったのですから、
私と、気持ちは全く違っていたはずです。

私はとにかくネガティブだったのです。
言ってみれば“孤独感”にさいなまれていた、
とまで言ってもいいでしょう。

しかし、
生活環境だけではなく、
会社勤めをしているうえでは、
やはり職場というものは大切ですね。
転居をしてから、３年目頃でしたが、
ようやく自分の心が落ち着いてきた記憶があります。

家族以外では、
最も長く一緒にいることになる職場の仲間。
希望やわがままを言えばいろいろありましたが、
仲間に恵まれたことが大きかったですね。

そして、もちろん、
転居してから２年ほどで産まれた娘の存在。
新しい家族。
なんと言っても“これ”でした。
子供が日々成長していくのに
自分だけがウジウジしていてはいけない。

娘がいたから頑張れた、立ち直れた、
と言っても過言ではありません。
で、立ち直りに３年ほどかかったということです。


“関西人”になれたワケじゃありません、
“関西人”にならなくてもいい、
という悟りを開いたのです。
そう、オレは東京モンだぜ。


そして…

３年ほど前。
いろいろな事情があって職場を変わり、
会社の規模も、仕事の内容も、
そしてやりがいさえも
格段に小さい状態になりました。

驕りかもしれないけれど、
自分は
「アレもできるのに」
「コレもしてきたのに」
といった、
やるせなさに埋もれてしまいました。


職に就けない人たちが巷にあふれている現在では、
ぜいたくなことかもしれないけれど、
もう、かれこれ３年、モヤモヤしています。


５０歳の大台まで、あと半年です。

年齢だけを指針にするつもりはないのですが、
何とか４０代のうちに、
“充実して、自信にあふれた背中を子供に見せられる５０代”
への道を作らなければ、と思っています。


それを支えてくれるのは、
そう、息子の存在です。
このブログで、息子のことが多いのは
そのせいだと思ってください。

娘がいたから
関西に転居した後も“自分”を見つけられたのと同じように
息子がいるから、
頑張って明日に向かえる、という感じです。

以前の職場のとき、
つまり、娘が小学校に入学する頃まで。
娘と二人でいろいろなところへ出かけました。
３歳の時には二人でディズニーランドにも行きました。

今、息子が同じ年頃を迎えているのに
同じようなことをしてあげられません。
経済的にシビアだからです。

だから、
だからこそ、
今のワタシを支えてくれている息子と
過ごすことを大切にしているんですけどね。

もちろん、どこかに連れて行ってあげることが
全てではありません。
それでも娘は、
「お父さんと二人だけでお泊りの旅行」
をしたことがあるのです。

息子には、それができていません。
何とか、息子にも…とも思います。

そのためにも、自分を充実させたいのです。

まずは、これから半年。
暑くて萎えてしまった夏は過ぎました。
今こそ、走り出すときなのです。

見てろよー。
必ず、実現するぞー。



いやあ、長文の心情吐露でした。
さ、秋にたそがれてばかりいられない。
まず、動かなければ、ネ(^_-)-☆