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コツコツと60代を突き進んでおります

富士川下りへ(*^_^*) 東京&山梨旅行その6

2014-08-24 21:55:46 | お・で・か・け

すでに旅行記が、その6です(^^;)
ひさしぶりの続きもの。
実は書くのもひと苦労ですが、
ま、思い出しながら書くのも楽しいもので(*^_^*)

さて、
昨日は予定がたくさんあって
移動なども大変でしたが、
いよいよ今日は帰る日です。
記事そのものも、またまた長いですが、
どうぞおつきあいくださいm(__)m


"帰る日"とはいえ、
ただ、甲府から関西まで帰るには、
いささか不便なのですね。

中央本線経由で名古屋に出るか、
結構長いローカル線・身延(みのぶ)線で
東海道本線に合流するか、
計画時にはかなり悩んだのですが…。

で、今回は、
行きが少々シンドい夜行バスだったので、
帰りはラクちんな、新幹線としました。

ですので、
身延線経由で静岡に出ます。

ただ、ダラダラと鉄道に乗るだけでは
鉄ちゃんじゃない息子は飽きちゃうと思い、
オプションを企画!
それが「富士川舟下り」だったのです。

さ、8月24日の始まりです(*^_^*)
(前フリ長ぇなあ)


疲れてはいたものの、
オッサンはどうしても早起きです。
朝6時過ぎ、フツーに目が覚めてしまいました。

部屋の窓から見えるハズの富士山は、
今朝も雲がかかっています(^^;)

うーん、残念。

息子はまだ熟睡中(-_-)zzz

まだ6時過ぎですから、息子は起こさずに
一人で散歩に出ました。

朝食をどうするか考えていなかったので、
何か手ごろな店はないか探しに出たのです。

実は、某マクドナルドのカードやクーポンなどがあり、
それが使えるといいな、と考えながら探したのですが
駅前にはありません。
うーん、どうしよう、と思いながらもホテルに戻り、
フリーで利用できるPCでマックの店舗検索などもして、
ある駅の"近く"にあることを見つけました。
それでもその駅からは少々歩くようですけど。

ま、息子のお腹の空き具合と相談して、
ワタシはコーヒーが飲めればいいしね。

で、部屋に戻りました。

窓から外を見ると…
おー、富士山頂上部の雲が偶然晴れた!

と、こんなロケーションの部屋だったのです。

さて、8時過ぎには息子も目を覚まし、
ゴロゴロしながらテレビなど見ていましたが、
9時5分の身延線列車に乗ると決めたので、
8時50分、チェックアウトです。


甲府駅・身延線ホームからホテルが見えたので、
お世話になりました、と、遠くから記念写真。

このホテル、新しくはないものの
清掃も行き届いており、
とても快適でしたのでご紹介しておきます。

甲府駅前「サンパークホテル内藤」でした。
ホテルそのものでの滞在は短かったですが、
親子で快適に過ごさせていただきました。
お世話になりましたm(__)m

そうそう、ガンバサポも大勢泊まっていました。


さて、身延線電車を3つめの「南甲府」で降り、
駅から10分ほどのマクドナルドで朝食です。
次の電車までが約1時間。
往復の時間を考えると30分くらいが食事時間でした。

無事、ほとんどお金をかけずに朝食を終え、
「南甲府」から再び電車に乗ります。


結構立派な駅舎でしたが、
構内の線路を渡るのは踏み切りでした。
こんな構造の駅、昔は都内にもありましたが、
今では珍しいよね、と一枚。


そして電車に乗っていると
ここ山梨にも現れました!



そう、チップスターあひる(^^;)

観戦中に食べようと、
せっかく家から持ってきたチップスター、
スタジアムに持って行くのを忘れたので、
今日の間食になったわけです(^^;)

窓の外には南アルプス?
雲が残念だなあ。


車内は人も少なく、

靴を脱いで、
完璧にくつろいでゲーム中です。


乗ること30分。
鰍沢口(かじかざわぐち)駅に到着。

実は、ここから45分ほど歩く予定でした。

陽射しもさほど強くなく、
とても気持ちの良いハイキングになると思ったのです。


富士川沿いの道路を舟下りの事務所がある橋まで。


全行程の4分の1ほど歩いたところで、
コンビニを見つけ、ちょびっと休憩。

さ、頑張って歩くぞー!、と出発。

でも、ここまででも意外に時間がかかり、
既に11時20分。

12:00発の舟下りに間に合うか?
いや、ムズカシイだろうなあ(^^;)
このとき、ワタシの頭は高速回転!

(たしか、12:00の川下りに乗れないと、
 そのあとの電車の時間や接続が
 どんどん遅い時間になるなあ…どうしよう)

そこで、ひらめきました!!
そうだ、ヒッチハイクだ(^_-)-☆

ヒッチハイクなんて、
30年ぶりくらいッスよ。

ワタシ一人では、到底やりません。
どこのどいつかわからんオッサンを
乗せてくれる人もいないでしょう。

でも、息子がいる子連れです。
図々しいオッサンは、
子供のため、という大義名分で、
後ろからくる車に手を振ります。

息子も、
 「もういいよ、歩こう?」
と言ってくれましたが、
ワタシは恥ずかしさなどより、
このあとの行程を考え、トライします。


すると、
何台かスルーされたあとでしたが、
1台の車が止まってくれました!
ヤッターッ(^_^)v

ワタシと同年配か少し上の男性でした。
群馬から静岡へ帰られるところらしく、
 「別に急いでいないからいいですよ」
と気持ち良く乗せていただきました。

車中、なんでヒッチハイクか、
どこから来たのか、なんて話を
自己紹介をかねてさせていただき、
川下りの受付のある橋があるんです、と伝えます。

ほんの10分足らずだったでしょうか。
そう、車ではそんな距離なのです。

わざわざ舟下りの事務所前まで
車をつけていただきました。

息子ともども、
ありがとうございます、と最敬礼でお見送り。

息子も「いい人だったなあ」と
ヒッチハイク初体験でした。
(ま、将来ビンボー旅行でもしない限り、
 ヒッチハイクなんてしないかな)

そして、いよいよです。

ちなみに、
この舟下りの案内では「鰍沢口からはタクシーで10分」とあり、
ま、たいていの方が自家用車なのですよね(^^;)

"徒歩行脚"というワタシの無謀な計画が、
人のやさしさに救われましたm(__)m


申し込みを済ませると、
一応のライフジャケットを着用します。


さて、乗船。
木造の和船ということで、櫂を使っての手漕ぎだそうです。


漕ぎ手の船頭さんや、ガイド役の船頭さん。


さ、出発です。
若干緊張してるのかな?


舟が出発してすぐに、
多少の急流がありましたが、
ほとんどは、ゆったりとした流れです。


あー、何だかこんなのも
ひさしぶりだなあ。

心安らぐよなあ。


さて、ふと後ろの船頭さんを見ると、
何やら川に投げ込んでいます。

すると、
船頭さんたちが「ウチの従業員」と呼んでいた、
トンビたちが飛んできました。

そう、エサの油揚げを投げ込んでいたのです。


川面スレスレに滑空し、
足で上手に油揚げをつかんでいきます。

このトンビたちも最初は警戒して
寄ってこなかったそうです。

半年ほどしてようやく、油揚げをエサと認識して、
舟の近くまで来るようになったとか。

半年経って、ようやく正社員になったというところですね。


そして、もうひとつの従業員グループ。
合鴨クンたちです。

トンビも目がいいそうですが、
泳いでくる合鴨クンたちにはかなわないそうで、
「グエッ、グエッ」とエサを探しながら
舟のすぐ近くまで来る彼らも
なかなかかわいいものでした(*^_^*)

下船場も近くなってきて、
晴れていると右の方向に富士山が見えるらしいです。
今日は雲がかかっていて、残念ながらかすかな稜線だけ。


乗船時間は25分程度でした。

そして、ごくごく普通の河原での下船。

何人かは、たぶん自動車を乗船場に置いてあるのでしょう、
乗船場まで、そのまま船で戻られるようでした(往復コースってヤツだな)

そして別のご家族は、
ひとり乗船しなかったお父さんが
下船場まで自動車を回してきてましたね。


ワタシたちも下船ですが、
写真に写っている舟下りのスタッフに最寄り駅まで
車で送っていただきました。

受付時に
 「下船後はどうされますか?」
と言われたので、
 「最寄りの『甲斐岩間駅』まで行きます」
と伝えたところ、
 「じゃあお送りしますね」
とのことだったのです。

実は下船後も、歩こうとしていたワタシ(^^;)

下船場は何もないところだったので、
ある意味、サービスだとは思いますが、
またまた、人の親切に助けられましたm(__)m

ま、乗船場も下船場も、
自動車で行くしかないところでした。
せめて路線バスくらいあると、
よかったのですけどねえ。

そして、舟下り。
決して急流下りのような
スリルがあるものではありませんでしたが、
川の上を過ぎる風なども感じることができ、
とっても日常では体験できない、
旅行らしいひとときを過ごせました。

(いよいよ最終話へつづく)


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