武蔵村山大魔人の部屋

糖尿病と統合失調症という厄介な病気を抱え、今人生の岐路の選択に苦悩している人間のブログです。

「サヨナライツカ」を観て!!

2010年02月12日 21時14分18秒 | 日記
今日妻と2人で中山美穂主演の映画「サヨナライツカ」を観てきました。

15歳の頃に中山美穂の親衛隊だった私は、相手役の西島秀俊が羨ましくなる程濃厚なキスシーンを何度も見せられましたが、想像していた程の濡れ場はありませんでした。
しかし私なら夫である辻仁成なら出演せせないね。

印象に残った台詞は『人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと、愛したことを思い出すヒトに分かれる』というものだが、私だったら愛されたことを思い出すだろう・・・。

ストーリー的には妻は原作を読んでいるので、ここが違うあそこが違うなどと言いますが、原作と映画が忠実に再現される映画などほぼないに等しい。

私はいきなりトウコがユタカに色仕掛けを仕掛ける前に何かあった方が良かったと思います。
妻は原作ではミツコはバンコクに来ないのにと言っていたが、私はあのシーンが好きである。
妻になろうとしているミツコがトウコに威圧感を与える一方で一緒に写真を撮る。

さて若きユタカは異国の地でトウコの様な女性と出会えばそうなるわな!!
だけど、その時から決してトウコに「愛してる」とは言わないで欲しいと思っている私がいた。

たとえお見合いでもトウコと正反対の純粋な生き方をしているミツコを私なら裏切れない。

映画のラストでトウコが死んだ後にユタカはビルの窓越しにトウコを思い浮かべ、何度も「愛してる」と叫び続ける。
ありゃぁ、私にとっては絶対ありえねー、不純だなと思いました。
25年間連れ添ったミツコに同情してしまう、そんなに忘れられないのならミツコと別れ、もっと早くにトウコに伝えれば良い。
でもそれだったら映画にならないか!?

結論、私には今愛する素敵な妻と幸せに暮らしているので、他に愛だの恋だのは要らないのである。

しかし中山美穂は綺麗である。1970年3月1日生まれの39歳、もう少しで40歳の誕生日だ。