ならばっ蕎麦好きにとって1度は絶対に訪れたい日本三大そばとして知られる戸隠へ行けちゃうんじゃない?
ちなみに3大って岩手のわんこそば、出雲の割子そば、そして戸隠のぼっち盛りと盛り方や食べ方に特長あるものが3大として選出されているのだ。
長野市街からは車で山道走って40分ほど。細い山道上がった先に信仰と修験者のメッカとして栄えた神域・戸隠とつながる。
なんだろう?このエリアに立ち入ると神域と言われる雰囲気がなんとなく伝わってくるんだよなぁ〜?今日は折角ここまで来たのだ。戸隠そばのはしごといきたい!
っとなれば、まず1軒目はそば百名店の常連と言える名店の「そばの実」へ。
12時半頃に待ちなしで入店。何はともあれ十割蕎麦はまだあるのか?いの一番に確認・・・「ありますよ」との回答!おぉ〜嬉しいねぇ〜。こうなったら十割と二八どちらも頂いちゃうよぉ〜!
まずは、注目の十割そばからだ!何せ「希少な戸隠在来を使ったそば粉100%の生粉そばです」とのことだからね。外せんだろう。
まずはいつもの通りそのまま頂く。続いて塩だけで頂く。これがマイルーチン。っていうか多くの蕎麦好きのルーチンって言っていいけどね。う〜ん、期待通りの風味だねぇ〜美味い!戸隠って初めてなんだけど、勝手なイメージだったんだけどガツンと田舎風と思っていたけど、逆にすごく繊細な蕎麦だったんだね。
続いてはもちろん麺つゆで頂く。濃すぎない麺つゆはすごくスッキリしていいっ。なんて喉越しいいんだぁ〜。全てのバランス感がいいからこんなに美味いんだろうね。これが日本三大そばの1つ戸隠そばかぁ〜。すごく美味いよ!
めっちゃ美味いんだけど、1つ気になることが・・・盛り付けが戸隠特有のぼっち盛りじゃないんだけど・・・スタッフの方に尋ねてみると、十割そばは切れやすいので難しく普通盛りにしてあるとのこと。
確かに十割らしく雑にリフトアップしたら切れてしまいそうな程繊細な蕎麦だったもんね。パツンパツンに短く切れてしまっている蕎麦は好みじゃないので納得だ。
続けて、もう1枚!続いては二八そばのそば三昧だ!
おぉ〜二八は期待通り!戸隠そばのトレードマークって言っていいのかな?ぼっち盛りだ!一口ぐらいの量ごとに束ね、5~6束をひとつのざるに並べた独特の盛り方だ。おぉ〜これだよこれっわざわざこんなに遠いところまで訪れたのはこれのためだ。
そして十割とは違い、二八の方がそば三昧!って何が三昧なの?っと言うと、「信州産鬼クルミ汁、信州産長芋のとろろ、ざるつゆ」の3種の食べ比べができるのだ。
おぉ〜久しぶりのクルミ汁楽しみ〜!しかし、なんて美しいの!見惚れちゃうよぉ〜!
まずはそのまま頂く。なるほど、すごく香りがいいねぇ。そりゃ〜十割と比較しちゃうと可哀想だが、喉越しもよく美味いよ。ぼっち盛りってあえて水切りしないと聞いていたが、ざるの上で綺麗に水切れできたのか?水っぽさはなくすごく適度。
続けて塩で頂く。う〜ん、十割の後だけに蕎麦の風味は弱く感じていたが、塩によって蕎麦本来の旨みがぐ〜んと引き立って素晴らしいね。
何はともあれ3味の中から信州産鬼クルミ汁からだ。おいおい、この甘みが最高だ。普通蕎麦と甘いものって合うはずがないと若い頃はあえて避けていたものだが、バカだったなぁ〜。なんでこんな美味いもの蕎麦好きなのにスルーしていたんだろう?ホント勿体無いことしてきたぁ〜。
後悔するほどホント美味い!大好きなおろしとはまた全然違う醍醐味だ。正直、全部くるみでもいいくらい?
続いては信州産長芋のとろろで頂く。なんでだろう胡桃も山芋も”信州産”って付くだけで何だかすごく美味そうに感じちゃうの自分だけ?もちろん、とろろも蕎麦とバッチリ合って美味い!
とにかくとろろが甘〜い!そして海苔がいい仕事するのだ。完璧な組み合わせだ。
そして、最後に麺つゆね。胡桃ととろろの美味さを味わった後だからこそ、オーソドックスな美味さも改めて再認識できると言うものだ。やっぱり蕎麦はこれなんだよねぇ〜。
でもやっぱり胡桃5:とろろ3:麺つゆ2の割合で食っちゃったかなぁ〜。
蕎麦の〆はもちろん蕎麦湯だ。十割と二八分、そして胡桃にとろろとあるから飲みごたえ十二分?いやっ絶対に飲み切るぞぉ〜!
ここの蕎麦湯はとろみなく味も色もあっさり派。あぁ〜優しいねぇ〜。でも蕎麦湯でもやっぱり胡桃が美味いなぁ〜。
完売必須の十割食えたことは本当ラッキーだった。やっぱりどうせ来たんだもん。十割と二八の食べ比べは必須だよ。欲を言えばそばがきも食いたかったけど、今日はどうせだもん戸隠そばはしごと行きたい!ここは我慢だ。
でも、流石日本三大そばの戸隠を代表する名店だけのとはある。しっかりと堪能させてもらった。満足!でももう1軒行くぞぉ〜!
長野出張!② 戸隠そばの名店「蕎麦処 うずら家」の天ざるそば!→
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