見出し画像

日々是楽!(Enjoy it every day!)

「シャドウ」道尾秀介

直木賞作家の道尾氏の2006年の俗にいう初期作の「シャドウ」。
第七回本格ミステリ大賞受賞作だ。

あの「向日葵の咲かない夏」と同じような少年目線のミステリーだ。
はっきり言って、読後感が悪い。
イマイチ・・・?

主役の少年と家族、その父の精神科医の友人の家族におこる悲劇を子供目線と親目線で追っていく。
簡単に言えばそうなのが、全体的に後付けというか?こじつけ?と言いたくなるような無理やり感がある。
心療内科の領域も、あまり詳細な勉強もせずに挑んだのでは?と思わず思ってしまう程、フラッシュバックの話や診療についても、どうも???という点が気になって仕方ない。

とは言え、不思議と頁は進むのだ。
どう終わらすの?まさかそうしないよね?えぇ~そうしちゃうの?とか、色々考えさせるという意味では、面白いのかも?
まぁ~読後感は宜しくないが、期待が大きかったためのようなので、肩肘張らずに読みたい1冊という感じですね。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Book」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事