祁県映海戴氏心意拳倶楽部 公式ブログ

戴隆邦から脈々と受け継がれる戴氏心意拳。王映海伝戴氏心意拳の日本での伝承を行う祁県映海戴氏心意拳倶楽部の公式ブログです。

ライフワークとしての武術

2014-11-01 22:33:15 | 練習日記

Re: 目指すもの 投稿者:k 投稿日:2013年 5月 5日(日)08時02分35秒 返信・引用 編集済


うさぎさんへ

> 九要論については、インターネット上にも探せば出てくると思いますので、調べて見てください。

実は以前にも探したことがあります。この時は「武術」に掲載されている「九大要論」で検索したのですが、ヒットしませんでした。今回「九要論」で検索すると、ヒットはするのでがいずれも中国語(だと思う)のサイトでした。

このへんが私の限界のようです(^_^;)。

> 安田さんは、多分私とは方法論も違う

くどいと言われそうですが方法論は習っている武術、老師、そして個人の環境や資質によって違ってくると思います。というか全く同じになったらそちらの方がビックリですね。
この違いを優劣論で語ることは時間の無駄ではないでしょうか。

土曜日に大阪在住のOさんとN先生が来て同じ場所で蟷螂拳の練習をしていかれました。練習の合間にチョコチョコ見ただけなのですが、「戴家拳に取り入れられている」蟷螂拳ですので、じっくり学べば戴家拳の理解を深めるヒントが得られる可能性があると思います。

Oさん!七月の全国大会頑張ってください。

「江戸庶民に恐れられた異能の忍者集団闇一族をも葬り去った伊賀忍法の秘術を遥かに凌駕することは勿論、近代市街戦においてならばアメリカの精鋭特殊部隊一個師団を撲滅しておつりのくる中国功夫功のみでなく、高い人格と見識を兼ね備えたうさぎさんにその人格と見識を認められた」M老師が「前祝会をしよう!」と提案されたぐらいですので、ぶっちぎりの優勝を確信しております。







優劣論 投稿者:土佐の光龍 投稿日:2013年 5月 5日(日)13時47分23秒 返信・引用


私も優劣意識、優劣論は意味がないと思っています。世の中には100%、絶対は存在しないし、あり得ないと思っています。優の中にも劣は存在するし、劣の中にも優は存在します。劣の中の優をいかに見出だしていくのか、優もまたしかりです。ここにも、陰陽論が働いていますよね。相手の武術の良い所を見つめ、また、自分の武術の悪い所を見つめる。そして、互いに補いつつ、同じ頂点を目指して行く。それが理想だと、私は思っています。





趣味の世界 投稿者:k 投稿日:2013年 5月 5日(日)18時36分51秒 返信・引用 編集済


大部分の方は生活の糧を得る目的ではなく趣味として武術を楽しんでいると思います。

「爆弾を作って市街地で爆発させよう!」といった反社会的な趣味は許されるべきではないでしょう。

また、「体力と寒さには自信があるので、このゴールデンウィーク中のヒマラヤ登山は競泳パンツを着用しただけで挑戦してみよう」といったオリンピックの競泳選手の趣味も、捜索隊の迷惑を考えれば適切なアドバイスが必要となると思います。「オレ様はオリンピックの競泳選手だぞ!一般人に何が判る!!ヒマラヤの雪男はパンツも履いていないぞ!!!」といった反論は傲慢以外の何物でもありません。

ただ、それ以外の場合で「お前の趣味(の練習方法)は間違っている」というの発言に対して上記競泳選手と同様の傲慢さを感じるのは私だけではないと思います。

ちなみに英語圏では一番保守的な感覚器官は舌で「味覚の好みは三歳までに決まる」と考えられていますので、「matter of tast」は「味覚の好みの問題、つまり趣味の問題」といったニュアンスになります。

三十年以上前の話なのですが某ラーメン屋でみそラーメンに「入れ放題のおろしニンニク」をたっぷり入れたらカウンター越しのおばさんに「そんなに入れるものじゃない」と言われ大変腹立たしい思いをしたことがあります。
趣味の方法にケチをつけられた方も、「このおばさんの傲慢発言と同じ匂い」を感じるのではないでしょうか。

ちなみにみそラーメンはおろしニンニクをタッブリ入れるとほのかな辛みがでて大変美味しくなりますので機会があればお試し下さい。
これは私の体験から導かれた信念に基づいた投稿なのですが「味覚の問題」なので他の投稿同様、参考程度に留めて頂き「不味かったぞ」と感じられた方は「ラー油を大量に入れる」等の他の方法を試されるのが適切な大人の対応だと思います。









楽しむことが成長の原動力 投稿者:うさぎ 投稿日:2013年 5月 6日(月)21時26分12秒 返信・引用


kさん 趣味の世界って、ひとつのライフワークにできていくところって楽しいですよね。ハマっちゃうっていうか。たかが趣味、されど趣味っていうところがありますよね。根っこのところには、楽しむっていうのがある。それを失ってきたら、趣味じゃなくなってしまいますよね。中国語の九要論是非挑戦してください。中国語が出来る人だって、全てはわからないし、逆に言うと中国語が出来なくったって、日本人も同じ漢字圏ですから、書かれていることを読もうとすれば、大体は読めるわけです。大切なのは、わかろうとする気持ちでしょうから、ぜひ読んでみてください。
土佐の光龍さん そのとおりだと思います。比較すると、そんなつもりじゃなくても優劣をつけてしまうところがありますよね。心すべきところですよね。それにしても陰陽論が考え方のなかに生かされていますね。それがあると戴氏心意拳もだんだん理解しやすくなってくるとおもいます。好!と言われてすぐにその後には不好!と言われるってこともよくあるわけですが、全肯定も、全否定もせず、自分を見つめていくことができていくっていうことだと思います。





ご返事 投稿者:k 投稿日:2013年 5月 7日(火)10時29分27秒 返信・引用 編集済


うさぎさんへ

>趣味の世界って、ひとつのライフワークにできていくところって楽しいですよね。

その通りですね。

>中国語の九要論是非挑戦してください。

じつは以前NHKの中国語講座にトライして一週間くらいで撃沈したことがあります(^_^;)。
ただ、日本語の続編の出版まで待とう といった他人任せの消極的な気持ちでは、続編が出版されてそれを読んでも「判ったつもり」の理解がせいぜいでしょう。
義撃精要の理解を深めることが先なのでしょうが、少しづつでも頑張ってみようかと思います。

>土佐の光龍さんへ

霍先生も「他の拳法は貶しても褒めてもいけない」と言われたことがあるそうです。

霍先生の講習会に参加されたうさぎさんからみると「そんなことを言うのかなぁ」といった感想を持つかもしれませんが、「理想の境地として話した」と解釈して頂ければ宜しいのではないでしょうか(^_^;)。

ちなみに私も四日の飲み会の時、黒のホッピーを「こんな不味いものを誰が注文するんだろう」と発言し、SさんとOさんから「味覚の問題だから」とたしなめられました(^_^;)。

「霍一門はみんなそうなのか」と思われたかもしれませんが、「江戸庶民に恐れられた異能の忍者集団闇一族をも葬り去った伊賀忍法の秘術を遥かに凌駕することは勿論、近代市街戦においてならばアメリカの精鋭特殊部隊一個師団を撲滅しておつりのくる中国功夫功のみでなく、その人格と見識により、自他共に霍一門を代表する名手と認められた」M老師おけれましては、決してそのようなことはありませんので、この事実を持って了解して頂ければと思いますm(_ _)m。






九要論 投稿者:濠 投稿日:2013年 5月 7日(火)20時37分44秒 返信・引用


もしかすると形意拳の本などに日本語訳があるかもしれません。
ですが、原文の方が味わいがありますよ。
味わいがありすぎて、直訳する以外に何もできないほどです。
訳すと原文の境地損ないやすいのが難点ですね。

日本は太極拳が盛んなので、
『太極拳十大要論』の日本語版のほうが見つかりやすいかもしれません。
こちらもいいですよ。内容はほぼ同じです。


>私も優劣意識、優劣論は意味がないと思っています。
>霍先生も「他の拳法は貶しても褒めてもいけない」と言われたことがあるそうです。

おっしゃる通りです。
特に中国武術に関しては同じものを違う角度から見て、違う形で表現している場合が多い。
そのため、正しい伝承のあるものは皆素晴らしいと言っていいでしょう。
あとは、それこそ個人の好みだと思います。
武術に限らず、ほかのこともそうですね(^^

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