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「精養霊根気養神,養功養道見天真, 丹田養就長命宝,万両黄金不与人, 自古六合無双伝,多少玄妙在其間」 翻訳 精は霊根を養い、気は神を養う,功を養い、道を養って天真を悟る。 丹田が養うは長命の宝、万両黄金はそれを人には与えない 古より六合に双伝はなく,多くの玄妙そこにあり 解説 戴氏心意拳の保守性を表現するために、よく引用された言葉だ。 「万両黄金のお金を積んでも人には与えない(伝承しない)」と翻訳さ れたがこれは、秘密主義をといた言葉ではない。練拳という修錬を通し て武術も人も健康も技術も磨かれることを表現した言葉だ。 また、上二行の文章と六合についての最後の行は意味がと切れて いる別の意味ととらえられがちだが、そうではない。六合を追及するこ と、それはどうでもよいことではなく、六合を身に着け追及していく中に こそ玄妙があると説いている。王映海老師はよく「家族や親しい友人で あってもいつかは別れる時がやってくる。しかし、しっかりと身に着けた ものは、いつまでも自分からは去っていくことはない」といったがその哲 学は戴氏に伝わるこれらの言葉の彼なりの表現だといってよいだろう。
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「引気法と周天法、確かもう1つあったよね」
と話しかけられ、その日は小周天と大周天、発勁法など漠然とした話をして終わりました。
帰宅後、技撃精要を見てみるとp37に引気法、周天法、「得真法」があり「精養霊根気養神~」の訳文もありました。
「道が成るのは真形の外になし」とあるので、得真法は正しい心意拳の練拳システム全体を指してる様に思います。また、「霊に徹すること」とあるので「霊動に至る過程」ともなると思いました。
引気法、周天法は気を導く原理、気を巡らせる方法と具体性がありますが、得真法は一言で表すのが難しく感じます。