「見知らぬ土地を地図も持たずに彷徨うようなものだ」(王喜成) 「正しい方法で学ぶこと」「しっかりとした伝統的な方法で学ぶこと」が重要であり、間違った方法で学べば、何十年練拳してもそれは無駄になる。今回の講習会でも、数ヶ月学んだだけの受講生を「彼は短い時間でよく学んでいる」と老師たちは何度も何度も褒めていた。短い期間ではあるが、一対一でしっかりと正確に学んでいる。何年もやっている人たちでも間違ったものを学んでいるものは、癖がついていて何度訂正されてもなかなか直らない。しかし講習会の中で何度も何度も指導を受けるうち、しっかりとしたものが身に付いていくのが手に取るように分かった。今回の講習会を受講された人たちは、体で覚えることができたと思う。体が忘れないうちに正しい形をなんどもなんども繰返しながら体に馴染ませていってほしい。
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