祁県映海戴氏心意拳倶楽部 公式ブログ

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冷ます習慣

2014-11-21 22:32:16 | 練法・技撃・学び方・健康・技法体系
冷ます習慣 投稿者:うさぎメール 投稿日:2013年 6月20日(木)23時00分36秒 返信・引用


中国人のマイボトル習慣っていいですよね。ちびりちびりと水分補給する。お茶はやはり利尿作用がありますから、補腎という観点からもいいですよね。余分な水分を体に残さないから、だるさ、重さを残さない。中国人のマイボトルはガラス瓶が多いですよね。あれがいい。日本人の感覚からいくと、ペットボトルを凍らすとかポットに近々に冷やしたものを入れとくとかするわけですが、冷たいビールをキューっとといった日本人の急激に冷やす文化は体を痛めて行きますよね。もう一つ戴氏心意拳をしていて、果物で体を冷ます方法をとるという習慣は素晴らしいなと思いました。
運動をすると、体に熱を持つわけですから、冷やしたいというのは当然ですが、たいせつなのは、それを冷ますということであって、急激に冷やすことではない。そのことは運動によってせっかく高めた気血を滞らせる。
それから一見科学的に見える説明で、熱中症予防のために、コレステロールを減らすためにとか………水分を多く取りましょうという謳い文句で、何リットル分のペットボトルの水をガブガブ飲む人がいるが、水はちびりちびり飲めばいいのであって、例えば水分2リットルの代謝があるとしても、がぶ飲みする水で2リットル飲む必要はなく、食事やちびりちびりのみながら2リットルにしていけばいいわけです。
日本人はアトピーとか花粉症とか他と比べると異常に多いのは、湿熱の関係が大きいと思われます。
ただでさえ湿度の高い国土であるのに、水分を異常に摂りすぎること、冷たいもので急激に体を冷やすのが良いという習慣は、体は冷やすと、熱を持つようになる、それが炎症となってあらわれる。花粉症といわれると、花粉の除去にばかり目がいくが、太鼓の昔からあった花粉にどうして、現代人だけが過敏症になったのかという体の変化にも目を向けなければならないと思うのです。湿熱を生むのは、余分な水分、急激に冷ますということだけではなく、ストレスだとか、食生活その他もあります。
適度な水分と適度な温度、適度な分量の食事、適度な運動など適度なものを見つけて行くことは、やはり陰陽を追求することでもあるのでしょう。
ちなみに、運動前後、ある程度時間をおいて、少量の果物を取ることは練習にも良い効果を与えると戴氏心意拳では言われています。
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