砂蜥蜴と空鴉

ひきこもり はじめました

はい博士君

2004年08月21日 | ログ
博士:ワショーイ!!ワショーイ!!

蜥蜴:騒々しいにも程があると思わんかね

博士:巷でワシが大人気じゃ!!ワシのワシによるワシがワシで・・・

蜥蜴:お前がバカなのは分かったからとりあえず落ち着け

博士:フッフー!!ヒッヒー!!

蜥蜴:どんな息遣いだソレは・・・

博士:まぁアレだね。尊敬したまえ

蜥蜴:一瞬の勢いでここまで傲慢になれる神経はある意味尊敬に値するね

博士:やっぱし!!やっぱし!!

蜥蜴:いや褒めてないから。その怪しげな小躍りをやめれ

博士:えー・・・ビールのCMで妻夫木聡もやってるじゃん

蜥蜴:いつから貴様は妻夫木聡と同格になった

博士:まるでワシがあの色男より格下と言わんばかりの台詞だね

蜥蜴:・・・まるでお前が妻夫木聡より格下ではないと言わんばかりの台詞だな

博士:えー・・・だってワシってばスゴすきだぜ

蜥蜴:普通の人は自分をスゴすぎとか言わない

博士:一味違うッ!!

蜥蜴:味を悪くしてどうする

博士:はい!!はい!!

蜥蜴:何だよいきなり手を挙げて

博士:当てて!!『はい博士君』って小学校の美人教師の声で当てて!!

蜥蜴:あらゆる観点から却下な要求だな

博士:この際、愛媛から上京した中学校の美人教師でもいいから!!

蜥蜴:何がこの際だ。ていうかむしろ難易度上がってるだろ

博士:はい!!はい!!『はい博士君』

蜥蜴:ひとり芝居か

博士:先生!!ワシ足し算ができます!!

蜥蜴:自慢にならねぇだろ!!

博士:妻夫木君はできません!!

蜥蜴:勝手に妻夫木を馬鹿にするな!!

博士:あとワシ、ピーマンが食べられません

蜥蜴:それはむしろ弱点だろ

博士:妻夫木君は水すら飲めません

蜥蜴:それは弱点とかいうレベルを超えているだろ

博士:てな訳でワシは世界最強

蜥蜴:世界にはお前と妻夫木しかいないのかよ

博士:妻夫木が世界代表ってことで

蜥蜴:本人の知らぬ間にそんな大役に任命するな

博士:むー!!全くもってああ言えばこう言う生き物だ

蜥蜴:それはこっちの台詞だ

博士:いいもん!!砂蜥蜴なんて放っておいてワシは帰る!!オウチに帰る!!

蜥蜴:勝手に空鴉の引き出しを開けるな・・・って何だこの異空間は

博士:世界移動マシーン!!

蜥蜴:時間移動でない辺りが著作権を意識してるな

博士:ばいばい!!ワシの世界へとララバイ!!

(ギューン!!)

蜥蜴:帰ったか・・・

(ドアの開く音)

空鴉:ただいまー。ビール買ってきましたよ

蜥蜴:お疲れ様。・・・悪いんだがこれからもう一っ走りして別の銘柄を買ってきてくれないか

空鴉:えー。外は暑いんですよ

蜥蜴:我慢しろ。我々から世界代表にささやかな報酬を贈ろうではないか

空鴉:?