田中「まぁ・・・・遅かれ早かれ見つかるとは思ってたけどね」
鈴木「むしろ今まで発見されなかった事が不思議だよな」
田中「その辺は科学の限界とかいうヤツだよ」
鈴木「名前は何て呼ばれる事になるんだろうな」
田中「魔王星がいいな」
鈴木「微妙すぎ」
鈴木「いいじゃん、俺がつけたって」
田中「いやダメだろそれは」
鈴木「だって多分NASAの頭良さそうな博士がつけるんだぜ。名前」
田中「まぁそうだろうな」
鈴木「なら俺がつけた方がいいじゃん」
田中「えー」
鈴木「何だよ」
田中「なら俺がつけるよ。田中星」
鈴木「却下」
田中「殴るよ?」
鈴木「蹴ってから言うなよ。パンチですらない」
田中「キックはフェイントで次のパンチが本命だ」
鈴木「いや普通に当ててるし」
田中「避けろよ!!」
鈴木「いや蹴るなよ」
田中「まぁ、星の名前に相応しい品格がどちらかにあるかは別として」
鈴木「品格で決まるのかよ」
田中「NASAのジジイに出る幕がないのは確かだな」
鈴木「その点に関しては賛成だね」
二人「ここ、俺達の星だし」
(暗転)
田中「次に見つけるのは月の人かな」
鈴木「いや火星人だろ」
(再度暗転)