ひな菊の丘から

ニコレット・ラーソン

某SNSで、自粛期間中に、自分の好きな本、CD、思い出の写真、などを日々アップしていくというチェーンみたいなのが流行っていた。本については私も10冊、それも児童文学ばかり選んで載せたが、CDについては、友だちや先輩や憧れの人などのあげられているのを楽しく見ていた。そうするうちに、自分の持っているCDのうち、買ったけどほとんど聴いてないものや、いっときはヘビロテで聴いてたのに、最近すっかり忘れてしまっていたものなど、もう一度引っ張り出して聴きなおそう、と思うようになった。

この人のCDは、決して聴いてないものでも忘れてたものでもないのだが、上記の先輩方の中にもアップされてる人がいたので、取り上げてみたいと思った。

1978年のファーストアルバム。もちろん当時はLPレコードだった。腰まで届く長い髪にキュートな笑顔、ブルーグラスとは全く接点はないけど、当時ちょっと流行っていたカワイイ女の子。



レコードを大量に収納する棚は納戸にある。聴きたいと思っても探すのに骨が折れる。更に、納戸にはモノが氾濫していて、じっくり探す環境にはない。なので、いっときこのアルバム(だっさい邦題が付いてる。「愛しのニコレット」)を見つけられなくてどうにも辛抱できなくて、CDを買ってしまった。裏ジャケの写真はおさげのニコレット。

大好きなうた、Last in Loveはソロライブの定番、Angels RejoicedとCome Early Morningはデイジーヒルのレパ。Send Meはボイトレでレッスンしてもらった。他にも歌いたいうたがいくつかある。リンダ・ロンシュタット、アルバート・リー、ジェームズ・バートンらが参加している。

3作目?のアルバム、Radiolandも持っているが、これこそあまり聴いてない。まずは探し出すところからか。

45歳で亡くなった彼女が、ドラマーのラス・カンケルとの娘のために作った子守歌ばかりのアルバムがこれ。



亡くなったことは知ってたけど、70年代当時のかわいいニコレットしか興味がなかったので、それまでの動静についてはあまり知らなかった。子守歌のアルバムを知ったのはごく数年前。注文したCDはカナダから届いた。ジャケットにあしらわれたレースがピンポイントで好みだったが、中身もすてきだった。すこし落ち着いたトーンの、やさしいお母さんの声。ここからもソロライブで歌わせてもらっている。これが最後に発表した作品なのだろう。

これは、彼女へのトリビュートアルバム。



1998年に行われた追悼ライブは、豪華なメンバーだった。そのライブアルバムが2006年に発表されたのだが、これはチェックしていて、すぐ購入したのだと思う。追悼文がたくさん寄せられていて、読み応えのあるブックレットだった。(全文英語なので理解できてないと思うけど。)このコンサートの参加者を見るだけで、ニコレットがいかにたくさんのミュージシャンに愛されてきたのか、がわかる気がする。

ニコレットの娘、エルシー・メイも歌を歌っていたようだが、今も続けているのかな?
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