ひな菊の丘から

アクセサリー作家ではない作家によるアクセサリー展

私のステージ衣装の帽子は、帽子作家(あれ?ストール作家だったっけ?)のカオリンの作品なのだけど、彼女の作品展を開いているのが、肥後橋にあるギャラリー佑英。時々とってもおもしろそうな企画で行ってみたいな、と思いながらタイミングが合わず行けないことが多いのだが、今回は連休中ということもあって、出かけてみた。

タイトル通り、普段はアクセサリーを作らない人たちばっかりが、「私が作ったらこうなる」とばかりに仕上げてこられた作品たち。きっと楽しいに違いない。ちょうど相方は釣りに行く日なので、私は色々用事を済ませてから昼過ぎに会場へ向かう。その前にお昼ご飯、先日来、SNSで写真を見て久しぶりに食べたくなったインデアンのカレー。



開催2日目、窓から中の様子が少しわかる。お客さまがたくさんいらっしゃるみたい。




入口近くにあったのはこれ。ん~、何なんでしょう?工具?なんか締めるやつ、ヤットコみたいなのもあった。でもイヤリングのようでもあるし、指輪もあるみたい。不思議な形だった。



写真が小さすぎてわかりにくいけど、革作家の方の、多分端材を細かく切って、モザイクみたいに組み合わせたものをアクセサリーに仕立ててあるものたち。色がカラフルで可愛くて、形も立方体や三角錐、半円形などきれいな形で着けてみたくなった。でもこれは試さなかったな・・・。この方は、カオリンと一緒に来年の春、ここで作品展をされるそうだ。



前にも見せてもらった佃七緒さんの作品。什器が古い箪笥の引き出し。ロープのようなのはマクラメ編みみたい、これも自分で編まれたそうだ。その先についているのは木彫。存在感があって、でも軽くて楽しい。



実は一番最初に目に留まったのがこのテーブルだった。どうも私は抽象的なものより具象が好きみたい。それも可愛い系。外にいる女の子はキツネのお面を付けている。お盆の中にはウシさん、ラッパ、オカリナ、ピアノなど。鳥の顔をしたオカリナを連れて帰った。



ここも不思議な空間だ。漆作家の方らしく、この人形は王さまの耳はロバの耳、という作品とのこと。蝶々と鳥さんがいっぱい留まっている。背負っていたリュックが当たって、いくつか落っこちてしまった、ゴメンナサイ。本物の漆ではなくて簡易金継とかに使うエポキシなんとかを使ってプチプチクッションを作ってはったのが印象的だった。



白くて薄くて穴がいっぱい開いてるの、不思議。これもガラスやったっけ?



これは、細かいガラスをくっつけて作っているそう。



このペンダントトップもすてきやったなあ。



これこれ!焼き物のネックレス、軽くて、持つとシャラン、って音がする。手で輪っかを作って(折り紙で輪っかのネックレス作るみたいに)野焼きで焼いてあるらしい。でも華奢なので、コンッと当てたら割れてしまいそう。私の買ったオカリナちゃんも当てたら割れちゃうタイプやけど、もっと危うい。そこが魅力かもしれない。



こちらは上のと形は似てるけど似て非なるもの。電線を輪にして繋げているので、中から細い線が飛び出している。



拡大図、チクチクしそう。



王さまの周りの木に置かれた手。



それぞれの作家さんの什器もじっくり見てると面白いな。



もうひとつ、欲しいな、と思ったのは焼き物のイヤリングだったのだけど、(指輪は指が太くなってから全然しなくなったので)写真を撮り損ねてた。リングを収納、いや収容か、するリングタワーとか、イヤリングケースも陶器でできていて、とてもリーズナブルだったっけ。もっとちゃんと全部撮れば良かったなあ。
でもすごく心がウキウキする、楽しい時間だった。
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