ひな菊の丘から

秋の民家集落博物館

紅葉を求めて とある場所へ行こうとして、朝から歩いていた。Google Mapさんの言う道を通っていたら、服部緑地の霊園に着いた。目的地まではまだ1時間半かかるそうで、黄色い葉っぱがたくさんあるところだったので、もうここでいいか、と思ったのだった。



そうして墓地の中をぐるぐる回っているうちに、



そうだ、しばらく行ってなかった民家集落博物館へ行こう、という気になった。そろそろ開館時間だし、10月から入館料が上がったけど仕方ないな、と思いつつそちらへ足を向けた。陸上競技場ではどこかの学校か団体が運動会か競技会をしているようで、放送が入ってた。



久しぶりの長屋門、入り口に張り紙。なんと!今日は『アクティブシニアの日』とやらで、入館料が半額になるらしい。ラッキー!早速身分証明書を出し
割引チケットとパンフを貰った。まあ、勝手知ったる敷地内なんだけど。



鶏頭見つけた。



まずは一番近くの『日向椎葉の民家』(重要文化財)



大学時代、学芸員の授業で建物の採寸をしたのはこの建物だったか?



続いて、隣の『信濃秋山の民家』(重要文化財)



最初、誰もいないのに話声がする、と思ったらビデオがエンドレスで流れていた。椅子に腰かけて最後までゆっくり見た。ビデオ見たのは初めてだったかも。



いったん下がって『摂津能勢の民家』(これも重要文化財)実は、この旧宅は亡父の友人のお宅だったそうだ。このお宅には行ったことがないが、私も寄贈されたご本人にはお会いしたことがあるはずだ。子どもの時だけど。





おくどさん



『奄美大島の高倉』



原田城主 原田右衛門尉の五輪塔、原田城址は隣町の曽根にある。



この後は、また下って、『飛騨白川の合掌造り民家』(重要有形民俗文化財)











てくてく上がって次のエリアにはいくつもの建物が並んでいるので、のんびりゆっくり見て回ろうと思っていた。でもその前に



こんなものがあった。



まずは『大和十津川の民家』



と、その蔵







その後、『越前敦賀の民家』へ入って展示物を見ていた。















するとそれまでとても静かだった敷地内に、ガヤガヤ、ザワザワと人声がす
る。ふと見ると小学生の団体、遠足かな。グループごとに分かれて動くようだ。あっという間に私のいる場所までひとつのグループがやってきた。

こりゃいかん、もうこれ以上ゆっくり見ることは不可能だ、と諦めてさっさと次へ行く。『北河内の茶室』





『南部の曲家』ここは広くて見応えがあるのだが、もう小学生が集まって来ちゃったので、写真だけ撮って次へ行く。



『小豆島の農村歌舞伎舞台』












もみじはまだ全然色づいてない。



『堺の風車』



これでこちら側は全部見たな、と思い長屋門へ戻る。入り口付近は人であふれていた。え?しかも見事なご高齢ばっかり。旗を振ってる人もいた。年金なんちゃら、と書いてあった。受付にも人が並んでいた。やはり半額が効いているのだろう。

入り口近くに新しい展示が。『板倉の家』、東日本大震災の応急仮設住宅。事務棟として再利用しつつ震災を後世に伝えるそうだ。



『堂島の米蔵』(国登録有形文化財)入り口入ってすぐ右手にある。


裏から



一番色づいてた木



実は、入り口の長屋門も『河内布施の長屋門』(登録有形文化財)なのだ。



2018年の大阪北部地震により、それまで事務棟として使っていたのが困難になったのだそうだ。



また来よう、半額の日の朝一番に。そう思いながら外に出たら、今度は体操服姿の中学生?がたくさんいた。彼らが陸上競技場を使っているのかな?かつてスポーツ少年団でやったみたいな駅伝でもやってるのかな、ポイントみたいなのがいくつかあった。

これは噴水?突然水が噴き出すので子どもたちが驚いていた。



帰り道で猫ちゃんには遭遇せず、残念だった。最近SNSでしきりに宣伝している、SASAとかいうレストランの横を通って帰宅。10,511歩だった。
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