ひな菊の丘から

今月のコウスケさんとアロマヨガ

土日のライブ、イベントの競争が激化している。この日、相方のゴローショーは加古川で、大好きなバンドDDSは塚本で、そしてもうひとつ、大好きなバンドのみわトシ鉄心は本町の周でそれぞれライブをすると言う。でも私は地元でコウスケさん。身体が4つあればいいのに。

朝から地域の講習会で、アロマヨガを教えてもらうので準備に会場へ向かう。
元々非常に硬い身体だが、40年ほど前にバイクで事故った右肩はまっすぐ上がらず、2ヶ月前にこけて剥離骨折した左ひざはまだうまく曲がらない。ま、これはちゃんと動かしてないせいなのだろうが。とりあえずふだん動かさない筋肉を使ったので良かったとしよう。


その後、昼間はあれこれと家事をこなして、早めの夕方に向かうのはいつものねいろかふぇ



まだ16:30やし、サンドイッチは早いな。


夏の歌特集からライブは始まった。いつもクスッとさせせたりガハハと笑わせたり、のコウスケさんのMC、この日は春一番と数日前に亡くなった、福岡風太さんのことをたっぷり聞かせてくださった。
草ぼうぼうの原っぱだった緑地の野音で開催されたフリーコンサート、何もわからないながら裏方を務めたことがずいぶんと勉強になったこと、とか 10回は開催したが宣伝もせず、お客さまは当初50人ほどだった、その頃小室哲哉さんも誰かのバックで出ていた、ということとか、その後名古屋に居を移された風太さんが、同じようなフリコンを開催され、出演者には交通費がでたのだが、それはカンパした、という話から、フリコンのテーマとして作ったという歌を歌われた。


また、風太さんがいくつか年上なのだが、ずっと呼び捨てにしてたこととか、まだ若い頃、有山じゅんじさんとコウスケさんと風太さん、3人で東北を回るツアーをしたことがとても印象に残っている、という話をされていた。その時に、有山さんは泊めてもらった一般家庭の冷蔵庫を必ず開けて回ってた、なんて小ネタも混ざっていた。風太さんが撮ってきた仕事でギャラ貰っていないのもいくつもあったけど、それは今思えば楽しい思い出だそう。
フリコンなので運営費稼ぎのため、缶バッヂを売ったりしていたが、毎年精算が合わなかった、という話の時には、その担当だったというモロちゃんがお客さまで来ていて、「確かにいっぺんも合ったことなかった」と証言していた。


たくさんの方がお別れの会(通夜、告別式という形ではしたくない、というご遺族の思いがあったようだ)に参列されていたのはSNSでも見せてもらっていた。コウスケさんは会場が、自分のお父さまの葬儀場と同じだったそうで、また思いを巡らせておられたようだ。自分の意志で春一番の出演を卒業されたのに、なぜか世間には不仲説が流れて、たまたま一緒にいた時にわざとツーン、とした写真を撮ったこともあったそうな。



名古屋のフリコンのテーマとして、「別に頼まれてもないけど」作った曲を披露、3番に風太さんの息子、嵐さんのことを入れてる、と風太さんの奥様に話したというエピソードも聞いた。


このお店のスペシャルシートは階段席。音のまわり方がとても気持ちよく、上から眺める風景もすてき、さらに、ここに座った人は革製のプレートでその存在をアピールしてもらえる。これは相方の。


デイジーヒルと貴ちゃんのフライヤーが並んでるのがうれしい。


去年からまた春一に出演しているコウスケさんだが、去年は名札がなかった話(実は風太さんが自ら作っていたのに、それが見つからなかったらしい)、そして今年はなんと3つもあった話、うち一つは『金林辛介』と書いてあった、というのは何度か聞いてる。
そんな話をつらつらとされながら、「でもこれは今日だけやからな」と。多分そうなんだろうな。


この日は満席ではあったけど、いつもよりは少しゆったり聴ける状態だった。まさこさんは別のところへいってはったので、どこにもよらず帰宅。途中、駅前の風景が変わっていたので写真を撮る。


重機が入っているのは大きなお屋敷。この界隈の地主さんだと思われる。りっぱな石垣や太い庭木もぜんぶグワシャと壊されるのだなあ。


コウスケさんのねいろかふぇ、次は8月だけど実は思案中。ちょっと冒険しようかな。
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