宿のチェックアウトは10時。中原中也記念館は9時に開く。しかも宿のすぐ傍なので、チェックアウトする前に出かけようかと思ったが、女将さんが夕方までご自由にどうぞ、と言ってくださったので、車はそのまま置かせてもらって散策することにした。
中也記念館
中の写真は撮れないので、建物の外観を。
記念館の敷地内にある。
足湯のあるカフェ、かな?『狐の足あと』
次は温泉街のマンホールを撮影。
湯田温泉の駅まで歩いてみた。狐のオブジェがあちこちにある。
駅に到着、なんだか人がたくさんいる。
顔ハメにも入っとこか。
そうか、時刻表を見ると、もうすぐSLやまぐち号がやってくるのだ。いや、でも駅員さんに聞いてる人がいる。「いま、機関車は修理中なんで、今日はディーゼルです。」
来た!
やまぐち号、京都梅小路で修理中らしい。残念だ。
駅前のポスト
続いて、サビエル記念聖堂へ。徒歩だとかなり遠いらしいので駐車場まで戻る途中見つけた張り紙。良かったですね。
サビエル記念聖堂は昭和27年にフランシスコ・ザビエル来日400年記念として建てられたのだが、平成3年に全焼し、10年に再建されたそうだ。初代の建物は、いわゆる聖堂、というクラシックな建物だったようだが、斬新なものに生まれ変わっている。
建物内の撮影はほぼ許されているので、あれこれ撮ったのだが、1階にいる時点で、上から聞こえてくるパイプオルガンの音が気になって気になって・・・。
じっくり読めば時間が足りないほどたくさんの資料が揃っていたのだが、やっぱりちゃんと聴きたい。(この時点では、週末ごとに聴けるのかな、とか、時間が決まっているのかな、終わっちゃったら悲しい、とか思いながら見ていたのだ。録音でないことは、途中で止まる演奏で気が付いていた。)
もっとゆっくり見たかったけど、いや、見ようと思えば見られたんだけど、慌ただしく二階に向かう。
聖堂は広くてステンドグラスが散りばめられている。
パイプオルガン見つけた。
私たちは昼過ぎ頃到着したのだが、この日の14時から、パイプオルガンメディテーションが行われるそうで、聞こえてきた音は、そのためのリハーサルだったようだ。それにしても貴重な音を聴けた、と喜んでいた。でも、本番までは聴けないので、しばらく楽しんでその場を後にした。
モダンな建物ではある。昭和27年建造の元の聖堂、見たかったなあ・・・。
少し移動して、山口駅。湯田温泉よりちょっとだけ大きい。だが商店街は駅前通りではなくその道とクロスしていた。
なんだか由緒ありそうな駅前の旅館だけど、もう営業してないみたい。
商店街を冷やかして、山口県物産店でお土産買って(日本海側の各地のお土産もその店には売っていた。)
少し足を延ばして赤れんがへ。
この日も何かのイベントをやっていたが、かれこれ10年も前に、ここでのコンサートに出してもらったことがある。前日は、義姉のいる町のログハウスでのパーティ?に参加して楽しんだ。相方は地元なのでなかなかうれしかったようだった。
一の坂川を散策。
コスモス咲いてた。
ふつうのおうちだと思うけど・・・盗撮になるかなあ。時計台みたいで可愛かってんもん。
山口大はここから始まったらしい。
ごちそう旅の最終は、広東風あんかけそば
新山口駅から新幹線に乗る。しばらく乗ってないので知らなかったけど、在来線と通路で繋がったようだ。
帰りも大きな荷物が置ける座席を取っていたのだが、乗車すると既に別の人の荷物が置いてあった。誰や!と言いたいけど、大きい声出せないし車掌さんが来たらお願いしようと思っていた。でも最後まで来なかった。ま、うちの荷物は楽器とバッグなので、充分置けたけど。
新神戸を過ぎたあたりで、すぐ前の席の女性が、「すみません、荷物取りたいんで座席戻してもらっていいですか?」と聞いてきた。この子かいな!シートを元に戻しつつ、「ここは私たちが予約してる場所なんですよ」と言ったら、えらい驚いて、恐縮してた。そもそも余分にお金を払っているわけではないし、でも一応座席を取る時に確保はできてると思っていたので、あまり高圧的には出られないという矛盾は感じてた。もっと周知徹底させるか、そうでなければ予約済みとかの表示をしておいてもらえないものかなあ、JRさん。
楽しい楽しい旅の最後がちょっと引っかかったけど、ひどい雨にも当たらず、見たいものを見る時にはいいお天気だったし、美味しいものいっぱい食べたし、いい休日だった。