何と読むでしょう?答は「びせい」
岡山の山の中にある町の名前でした。
お決まりの町村合併で、今は井原市に統合されています。
毎年6月に、この町の廃校になった高校の校舎で、ブルーグラスのフェスが行われます。校舎は数年前に外側が補修されて、とてもきれいになりました。
仲良しのご夫妻が中心となり、もう20年このフェスを運営されています。子供が小さい頃は、前後に観光を入れて家族で出かけていましたが、だんだん人数が少なくなり、今年も二人かな、と思っていたところ、誘いに乗ってくれたのは上の娘でした。寝る場所と食堂のテーブルの確保は、京都の友人にお願いして、一家で出発。到着したのは2時前だったでしょうか、もうかなりの車が停まっていました。
渡り廊下を挟んで3棟の建物の、真ん中がステージと控え室と自由にジャムが出来る部屋。一番奥は、食堂(旧家庭科室です。)と寝室。楽器を弾くのは厳禁です。
こんな風にお布団を敷いて、場所取りをしてくれていました。Thanks!
食堂はこんな感じ。まだ中途半端な時間なので、誰もいませんが、ここが人で溢れかえるのです。娘はフェス友のきみちゃんと会って嬉しそう。彼女はK大のサークルに入ったそうです。
一通り荷物を運び終え、受付を済ませるべくステージのある場所へ向かいます。実は、私もスタッフをやっている滋賀のフェスを含めて4つのフェスの共通パスというのを昨年から企画しています。4つのうち3つ参加すれば元が取れてお得、というシロモノです。受付に来たついでにちょっと座ってお手伝い。
到着早々、相方はお手伝いを頼まれていたバンドの練習に行きました。残念なことに、そちらの演奏は聴けずじまい。親分、ごめんなさい。学生バンドのザ・カルブレイスからじっくり聴くことができました。確かこのメンバーは2回生のはず、違ってたらごめんね。去年聴いた時はあまり感じなかったのですが、ヴォーカルがとても気持ちよく伸びる声で、素直な歌い方で、きっとどんどん上手になっていくんだろうなあ、と楽しみな気がしました。
写真は、京都のあきちゃん。岡町ジャム常連のK子さんとご夫婦で登場です。
彼女は、色んなライブでゲスト出演したり、ちょこっと歌ったりはしてたのですが、こうやって自分のステージを組み立てるのは、初めてじゃないでしょうか?少なくとも私は初めて見せていただきました。かなり気合がはいってるみたい、と練習前にK子さんがつぶやいておられましたが、そりゃそうですよね。ストレートなブルーグラスを目指しておられるのが伝わってきました。
サポートするのは京都のお仲間。古い古い友人達です。口の悪いある人が、「ステージ向かって右側は爽やかだったけど、左側は・・・。」なんて言ってました。
ベースのK村くん、この後も大活躍です。
地元笠岡のTさん率いるリトルマインズⅡ、学生時代のバンド名がリトルマインズでしたね。先輩のご命令には逆らえません、と我らがじょにーもお手伝いを。このフェスには何回目の登場でしょうか?毎年そのために、大阪まで練習に出てきているそうです。Tさん、がんばれー!!
ね、K村くん、また弾いてるでしょ?
さて、ステージはまだまだ続いていますが、そろそろお食事の時間です。今回、ぽっとでいじーは友人のグループに混ぜてもらえることになっていたので、何の用意もしませんでした。お肉はK村くんが、野菜他はハーベストムーンの人たちが手配してくれました。またもや総勢16人の大所帯でしたが、それがまた楽しいのです。
メインの焼肉の前に、福岡のディキシーから差入がありました。マスターの試作品のシチューです。トルティーヤにこれをつけて食べるように、とシチューを運んできたWood & Wireの指示がありました。
さすがはケイジャン料理の店、豆のたっぷり入ったシチューです。刻んだトマトを乗せて食べるとよく合います。ちょっと辛いソースが欲しかったかも。
こちらは、恒例のローリーさんからの差入のカニ。娘は大喜びでした。
さて、いよいよ焼肉です。その前に大臣から一言。
みな、心して食すように、との訓示がありました。でも誰も聞いてません。
もう視線は大臣の取り出すお肉に釘付け。
次々と焼かれていくお肉たち。
人数が多いので、ホットプレート3台用意しましたが、場所が狭くて2台のみ稼動でした。でも、ヒューズが飛ばなくて良かったです。
さて、しばし美味しいお肉を堪能した後、私はまたステージの部屋に戻ってみました。すると、Old KG Boysが演奏中でした。名前のとおり、KG、K西G園大学のOBの皆さんです。
大分のレモン師匠も、実はここの卒業生。なかなかすてきなショットでしょ?
O野さんのアップです。後ろにはM片氏、マンドリン弾きはOBじゃないですね?次期主催者と思しき人です。
影になってよく見えませんが、バンジョー弾き二人は、大学の同期生です。
主催者のバンド、グラス・アバウツです。
このシーズンオフは関西で2度のライブを成功させました。フィドルのあきちゃんが寿脱退するのは残念ですが、また新たなアバウツのスタイルを見せてくれるだろうと思います。
よしみちゃんのレパの中でも大好きな、Gentle Annieを聴けたのが嬉しかった。
欠席のOさんの代わりに、座長がベースを弾いています。
ひろひろとのコーラスも相変わらずぴたりと合ってます。
夜の客席の様子。結構いっぱいです。
出番を待つBMBのT田さん。撮って欲しそうだったのでカメラを向けました。ちゃんと衣装に着替えてます。
こちらは、家族がステージに立っている間、勉強しながら受付を死守するYくん。お疲れさま。
BMBのステージ写真、この2枚しかないのは何故だろう?
他のバンドは何枚も撮ったのに、ピンボケと遠景しかないとは・・・。
デイジーヒルは、6曲用意していたのですが、途中で時間を見たらちょうど1曲分足りなかったので、即座に切り捨てて5曲にしました。ちょっと喋りすぎたんだろうか?
写真はまたどなたかからいただくとして、セットは
1.Sunset Creek
2.West Virginia My Home
3.Are They Gonna Make Us Outlaws Again
4.The One I Love Is Gone
5.Scraps From Your Table
幻の1曲(そんなたいそうなもんかい)は、Working Girl Bluesでした。
これらの曲を見て共通点を見つけられた人はスゴイ!
今回のテーマが決まらなくて直前まで選曲に悩んでいました。ふと、20年というと我が家の歴史に近いな、と思いました。(本当はもうすぐ23年ですが。)それなら、私も原点に帰ってヘイゼルの歌を歌おう、と急遽このリストになりました。奇しくもぽっとでいじーでソロを取った曲も、彼女の歌った炭鉱の歌でした。録音を聞くと出来は良くなかったですが、気持ちだけは20年お疲れさま、でもこれからもがんばって続けてね、と主催者である友人夫妻へのエールをこめたつもりです。
私たちの後は、広島のganさん。北海道の大学にある、ブルーグラス研究所の後輩達を引き連れての演奏でした。といっても、後輩達もそれぞれ立派な社会人です。
そこそこなお年の方もおられます。でも、みんなすごく幸せそうで楽しそう。出ている音は、ほんわか楽しいのではなく、見事なブルーグラスでしたけどね。先輩の作ってきたものをきちんと受け継いで自分のものにしている後輩達がすてきです。終わって帰りかけのZキュウを呼び止めて、「ええ先輩と後輩を持ってはるねえ。」と声をかけてしまいました。来年もまた聴きたいな。
さて次は福岡から、Wood & Wire。ここも大好きなバンドです。
シアワセそうにコーラスするね、Kすけさん。
T田くんに、ヨーデルのレクチャーをしてもらおうと思っていたのに、結局お喋りしただけで終わってしまったのが残念です。
この後、ぽっとでいじーの出番でした。もうやりにくいったら。しかも、大好きなバンドにはさまれてるのに、多少は音も出しておかないと、と半分位しか聴けない。出番が終わって慌てて前に回って、今度はレモン・スライスのステージを楽しみました。
娘も隣で聴いていたのですが、ベースを弾きながらのみごとなヴォーカル、初めて体験してほんとに驚いていました。(彼女はベースを弾きながら歌えないので、バンドでコーラスもやっていません。)私はいつものUちゃんの歌を、心から楽しんで聴きましたけどね。
レモン師匠、ご自分だけ、かわいい金魚柄のシャツです。
なーんかずるいよね?Uちゃん。
CD販促活動中のハーベスト・ムーン。ハードスケジュールながら、各地のフェスを回っています。Uちゃんが、リード・ヴォーカルのナンシーに聞いたそうです。「もっと臭く歌いたいんです。どうしたらいいんでしょう?」ナンシー答えて曰く「大丈夫、年とったら、勝手に臭くなるから。」・・・・ほんまぁ??
バンド周辺では、ひ○こ、と呼ばれているキャサリン。
司会のisoさん登場、珍しく、あまり壊れていないようですね。
一気に書こうと思いましたが、写真がまだまだあるので・・・つづく。
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