フェスシーズン真っ只中、というのに、ボイトレに気持ちが向いていて、カラオケで歌を歌う事に一生懸命になっていたので、肝心のデイジーヒルの練習はひとつもやってませんでした。ギターも弾いてない、歌も歌ってない状態。
3連休、自分の予定は何もなく、家事と手仕事だけでいいや、と思っていました。
なので、日中神戸で行われた、「ジャカジャカブルーグラス」というイベントに、相方と先輩と同輩と後輩が出演したにもかかわらず、それをパスして家にいました。
でも、夜のライブだけには行こうと早くから予定はしていたのです。
これまでのライブで、欠席した事はほんの数回だと思います。
相方が毎週練習に通っているフレンズ&ネイバーズのライブ。
何度か対バンをさせてもらった事もあるし、
一度はギター弾きのトラ?(怖ろし)もやらせていただきました。
今回のライブは初めての場所で、しかも、対バンは
かつてのバンド仲間であったり、
学生時代からの友人であったり、
コドモが同い年つながりのお母ちゃんであったり、
旧の職場の取引先関係の人であったりする、
全く持ってえにしの深~い人たちのバンド、
イッツアバウトタイム。
会場は、最近場所を移転した、甲子園口のダートマスクラブでした。元の店より狭い、ですよね?細長い客席と奥のステージ。何とか直前に席は確保しました。
フレネバのライブは、若者がいなくて、おっちゃん3人の編成でやったのですが、たった3人なのに、分厚い音でした。やはり一人一人の力量プラス毎週欠かさない練習がものを言うのでしょうね。安心して音に気持ちをゆだねられる、いつものライブでした。久しぶりだったので、セットリストが思ってたのと違ってましたが、これは新曲が増えてる、ってことでしょう、ね?
ねばりんさん熱唱中
コーラスも2人だったり3人だったり
50分の予定が1時間演奏して終わりました。もともとフレネバは1曲が長いので、ステージも必然的に長くなります。
休憩中に、店内を見渡すと、まあ超満員で立ち見も出る始末。当然出演者の席はありません。メンバーもかなり濃い方々でした。個人的には、またもやプチ同窓会の様相を呈していたのが嬉しかったです。でも久しぶりに会った方々、私のお腹や二の腕に触ってうっとりするのはやめてね。かつてとは体型が変わってることは、本人が一番自覚してるんですから。
二部はイッツアバウトタイムです。かつての相方K子ちゃん、ポップな音楽をやりたい、と言っていました。確かにポップです。でもとてつもなくブルーグラスでもあります。
年月が作り出した熟成、というものもあるのでしょう。昔から女の子離れしたマンドリン弾きでした。でも、ますますそれに磨きがかかっています。Mりちゃんは、もうひとつのバンドの時とは違う顔を見せています。そして、このツートップを支えるすばらしいバリトンはSゆりちゃん。本当に見事な3人コーラスです。
本格的なライブは今回が始めて、というこのバンド。でもね、それぞれ場数は十分踏んでます。それに加えて社会的な経験値も豊富です。(言い方変えるとおばはん?)向かいでライブを楽しんでおられた尼の御大が、「K子ちゃんはどんな心臓しとるんやろなあ」ってため息ついてはりました。このバンドのTシャツが売ってたらすぐ買うで、とも。
ノックアウトされたのは私も同じです。練習量はどうなのか知りませんが、恐らく対バンの方々ほど多くはないでしょう。でもたぶん密度はすごいと思います。それぞれのメンバーが出したいと思う音への気持ちも深いはず。
ほんとに素晴らしい演奏でした。アンコールは2回、それでもまだ足りない、と言ってるお兄さま方もありました。一番年少で、一番新しいメンバーのA子ちゃんも、しっかりお姉さんたちに食いついてる感じで、きっとこれから先びっくりするくらい化けてくれると思います。
あまりの衝撃に、呆然としてしまって、アフターのお喋りにどうしても気持ちが乗らず、一足お先に会場を後にしました。なんか色んなことを反省しながら帰る電車の中でした。
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